本日もやついフェス。
いつもそう。結局、「楽しい!」は持続しない。すぐ反省する。
「ああすればよかった」「こういう言い方もあったんじゃないか?」とか。でも、基本は“気持ちがなびく方向に身体をあずける”ようにしてる。「やる」んじゃなくて、「やらされる」って感じ。歌うんじゃなくて、自分以上の何かに導かれるように。たぶん瞬間的にある「快」に、怖がらず乗るかどうか。ここで怖気づいたりするのが一番みっともない。
今日は久しぶりのマキタ学級でのステージ。
僕は現在、マキタスポーツとして、V系バントのFly or Dieと、そのずっと前からやってるこのマキタ学級というバンドを率いてロックンロールエンターテイメントショーを演っている。マキタスポーツの重要な二つの車輪です。どちらも脱輪や、パンクは出来ない。なかなかのプレッシャーです。
特に、マキタ学級は、僕の大事なお笑いと、音楽がミックスした最高に贅沢な芸です。これをハズすわけにはいかない。そりゃ緊張感ありますよ!
来てくれた人はどうだったのか。
僕は、絶対に少々受けたって満足はしません。絶対にその先へ行くと思って精進したい。その姿すら滑稽に見えたら御の字なぐらい。賭すんです。
その点今日は、久しぶりにスカイダイビングした感じ。途中からようやく「楽しそうに何回も命崖のジャンプしてるけど大丈夫?」みたいに、正しく狂えたんだけど、そこまで時間がかかり過ぎた。
結局、人の評判が見えなくなる瞬間が最高なんだよな~。今日はしばらく客の反応気にしすぎてた。そこが反省!!ま、一年ぶりのセットリストとは言え、なんかね~。
ってな感じで、ひとり反省会は止まらない。
しかしそれにしてもだ!我がことながら、頭頂部に出来た“おとぼけ”が、地味に味わい深いぞ!
この人からは、そういう自己反省と、もっと高いレベルの「精神のダイブ」を感じるんです。この日、東京一のバカを決めてやる!ってなプライドを感じる。
素晴らしかった。