毎年2月17日は友人たちとお出かけします。

今年は私のリクエストで、温室へ行きました。

と、その前にこちらの改修工事の仮設見学施設へ参りましょう。

 

北海道旧本庁舎は、現在改修工事を行っております。

 

なのでこの時期しか見られない北海道旧本庁舎の姿を見ることができるのです。

 

八角塔は、外されて銅板も剥がされて、こんな姿になっておりました。

 

庁舎の屋根のスレートもすっかりと外されて、葺き替え作業を待つばかり。

 

ちなみにスレートとはこちら。

粘板岩と言い、こういう板状に薄く切り出せる石材です。

これは天然スレートで宮城県の雄勝町で採掘されたもの。

割れてしまった検品不能のスレートを除いて約8万枚を回収し、

必要数9万枚のうち6万枚が再利用されるそうです。

雄勝のスレートはあの東京駅丸の内駅舎でも使用されているのだそうですよ。

これから八角塔の銅板も、このスレートも北海道旧本庁舎の屋根に取り付けられることでしょう。

 

さぁ、まずはこちらの温室に参りました。

私の今回のお目当ては・・・A棟にあるそうで。

 

この花です!

 

極楽鳥花と言います。

 

この花を初めて知ったのは、今から約35年ほど前。

札幌にあるアスティ45というビルをご存じでしょうか。

当時大学生だった私はアスティ45というオフィスと商業テナントの入ったビルが

オープンするという情報を知って、バイト先の人と一緒にオープン初日に早めに行って並んでおりました。

すると、なんとこの極楽鳥花を並んでいた来場者に1本ずつプレゼントしてくれたのです。

バブルまっただ中ではありましたが、それにしてもの大盤振る舞いに驚き、

この花の存在を知ったのでした。

 

この極楽鳥花のすぐ近くには、こんな黒い花が咲いていました。。。

その名は「オウギバショウモドキ」。

極楽鳥花と同じ「ゴクラクチョウ科」の花です。

それにしても、色が違うだけでこんなにもグロテスクになるとは・・・怖い。。。

 

そして極楽鳥花の近くにはパピルスがありました。

そう、紙の原料となったパピルスです。

 

そしてこちらは燭台大こんにゃく。

その花はなかなか見ることのできない珍しい花ですよね。

いつか見てみたいです。

 

コーヒーの木。

 

次にB棟へ。

なんだか雪の中の竹が珍しくて写真を撮りました。

 

 

B棟には食虫植物の他、サボテンや蘭がたくさん咲いていました。

 

温室を堪能した後は、桑園駅の近くにある大正時代に建てられた建物を
カフェに改築したこちらへ。お昼を頂きました。

 

1階の天井にはメダリオン、

 

家具なども年季が入っております。

 

まったりした後は桑園駅へ向かって、

 

向かうは、

 

こちら。百合が原公園です。

 

この百合が原公園内の温室へ向かいます。

 

中はアザレアが咲き乱れておりました。

 

その他にも色とりどりの綺麗な花が咲き乱れております。

 

ローズマリー

 

 

 

福寿草

 

そして、お目当てのミモザ!

 

ミモザの後ろ側にはたくさんの柑橘類が育っていました。

 

そして、沈丁花も。とても良い香りがしました。

 

今の見頃はミモザなので、ミモザのグッズが色々と売られておりました。

ハガキを2枚お土産に購入しました。

他に、ゆり根のどら焼きも購入。

 

丘珠空港が近いので、かなり低いところを飛ぶ飛行機を見上げながら、

麻生行きのバスを待ち、

 

地下鉄麻生駅近くのサイゼリアで美味しい温かいスープを飲んで一息。

このあと、色々と食べたのですが写真はありません。

 

こうして楽しい一日は過ぎました。
今度は雪解けを待って、北大植物園へ行きたいものです。

1万歩以上、歩きました。