2月17日は友人S夫妻の記念日で、それに託(かこつ)けて毎年一緒に遊んでおります。

今年も先月から色々とプラン練った結果、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

 

午前9時。

札幌駅にてメンバーの1人「どこでもビア部」の部長と待ち合わせ。

中央バス午前9時23分発の豊畑行きに乗り、北6条東17丁目でおりました。

 

バス停の目の前にはこちら。

長きにわたり、ひたすら道民の醤油・味噌を作り続けているこちら、福山醸造株式会社の「トモエ醬油工場」です。

 

こちらの工場は表からはわかりにくいですが、裏から見ますと煉瓦で出来たノスタルジーあふれる

素晴らしい工場で、北海道遺産に認定されています。

 

工場見学(無料)は予約制です。

受付をしようと事務所内に入ると、ウエルカムボードに歓迎の張り紙がありました。

嬉しいですね。

 

さて、消毒、検温を済ませてまずはこちらの会議室に案内されました。

 

中に入りますと・・・

立派に額装された見慣れない文字が。

 

北大の教授に書いてもらった発酵に関する漢字を集めたものだそうで、

小さく読み仮名や意味が記されていました。

面白い!

 

会議室のテーブル席には、100mlの日高昆布しょうゆ(塩分カット)1本と

ようこそトモエ醤油工場へというパンフレットが1冊、

ヘアネットが1枚(1本)が置いてありました。

工場見学ナビゲーターは御年73歳の小林さん。

福山醸造で長年営業をされていたそうです。

 

この可愛らしい100mlのお醤油はお土産です。嬉しい!

 

まずはモニターにて醤油の製造方法や福山醸造(トモエ)の歴史について学びます。

その後、小林さんが発酵・菌のすばらしさ、醤油の奥深さ、

そして札幌の歴史~「篠路」やら「あいの里」のお話等々をして下さり、

いざ、実際に醤油工場内の見学へ。

 

・・・と、その前に史料室も見せてくださいました。

史料室の前には、おおば比呂司先生の作品が飾られていて、

先生と福山醸造さんのつながりを初めて知りました。

おおば比呂司先生の作品って可愛らしくて大好きです。

札幌市資料館内のおおば比呂司記念室にも何度か行ったことがあります。

味わい深いイラストの数々・・・素敵!

 

こちらが史料室。

 

歴史的資料が沢山展示されていました。

 

メンバーが食いついたのは、、、かなり古いサッポロビールの木箱に入った古銭でしたが(笑)

 

トモエのロゴマーク、昔は巴だったんですね。

名前の由来も小林さんに伺いました。

函館の「巴港」からきているとの事でした。

 

それでは工場内へ・・・

場内は撮影禁止ですので、ここからは外の様子の写真しかありません。

 

壮観です。これは北海道遺産になりますよね。

内側は耐震補強した新工法建築でも、

外観だけは出来るだけ昔ながらの赤煉瓦で補修して欲しいです。

 

工場の見学を終えた後は直売所に立ち寄りました。

ここはお味噌と醤油を量り売りしてくれます。

それに味噌や醤油を使った様々な商品が売られています。

 

来月、東京のお友達に会う約束があるのでこれを購入しました。

軽く持ち運びに便利だし、何より美味しそうです。

良いお土産を買うことが出来て満足です!

 

最後に案内してくださった小林さんと記念撮影。

小林さん、お世話になりました!とっても楽しかったです。

(写真撮影の時だけマスク外してます・・・)

 

さて、トモエ醤油工場を見学した我々は、次なる見学に向かいます。

それはこちら。

はい、サッポロビール博物館です。

 

ここにも何度か訪れたことがあるのですが、お勧めは有料(500円)のプレミアムツアーです。

(こちらも事前予約が必要です)
 

プレミアムツアーはこのようなカードを渡されて、グランドコミュニケーターさんが

案内してくれます。

 

私たちを案内してくれたのは、マスヤさんでした。

ドイツでビールづくりを学び、北海道札幌で初めてビールを製造した中川清兵衛の

物語をムービーで見た後、館内を色々と案内してくれました。

 

そして最後にはお楽しみの試飲タイム!

昔ながらの製法で作った右のビール「復刻ビール」と

左の「サッポロ黒ラベル生」(共に300ml)を飲むことが出来ます。

 

試飲している間にグランドコミュニケーターのマスヤさんは、

缶ビールの美味しい注ぎ方をレクチャーしてくれます。

で、上手に美味しそうに注いだ黒ラベルをプレミアムツアーの参加者の誰か1名に飲ませてくれて

感想を聞くのですが、ここで手を挙げたのは、さすがの「どこでもビア部」部長。

綺麗に注がれたビールを美味しく頂いて満足気でありました。

 

この後売店で、私は自分のお土産用にTシャツを1枚購入。

「日本北海道」「札幌」そして赤星とグッとくるデザインです。

この夏はこれを着てあちこち出歩こうと思います。

 

朝から工場見学を2件立て続けにやってお腹がすきました。

ここはどこかと申しますと、札幌市役所の18階にあるレストランライラックです。

東側の席に座ったので、東方面を見ていますと・・・おお!うっすらと、本当にうっすらと

まだ解体されていない百年記念塔が見えました。
(多分今年中には影も形もなくなってしまうでしょう・・・残念です。)

 

金曜日の特別メニューはカツカレー。

税込660円なり。それに生ビール1杯税込350円なり。合わせて1,010円。

(60歳以上の人はビールが税込300円になります。)

 

さて、この後我々は一体どこへ・・・

市役所から地下街に入ると「わしたショップ」があります。

そこへ立ち寄ってみると、、、

ぐしけんパンのなかよしパンが入荷していました。

 

初めて買ってみました。ピーナッツクリームがサンドしてあります。

1つの山は小さいですが、それが8つ繋がっていてなかなかのボリューム。

4人くらいで分けると良い感じです。

 

私たちがこの後向かったのは・・・

地下歩道をバスセンターまで歩いて9番出口から出て着いた先がこちら。

千歳鶴 酒ミュージアム
現在改装中で移転中なのですが、食べたかったソフトクリームを食べることが出来ました。

千歳鶴酒粕ソフトクリーム、税込330円。

酒粕の香りはしっかり、甘さ控えめながら結構ボリュームあり、です。

大満足しました。

 

そしてここではお土産にこちらを購入。

私、日本酒は苦手ですが甘酒は大好きです。

 

そして地下歩道までの帰り道、今度はこちらに立ち寄ります。

創業大正十一年、坂口製粉所さん。

「きな粉牛乳発祥の地」だそうですよ。

 

地下歩道から西側に向けてオーロラタウンを通り、石屋製菓のビルの地下に入っている

22%SHOPに立ち寄って思いもよらないものを発見しビックリ( ゚Д゚)!

なんと・・・これがメーカー希望小売価格(つまり定価)で売られていました。

しかも、最後の1本!

厚岸蒸留所の大暑です。

まさか普通にここでお目にかかれるとは・・・盲点だった(;^_^A

しっかりと箱を握りしめ、レジに向かった私です(笑)

 

さて、最後に私たちが向かった場所はこちら。

レストラン&バー スカイJ です。

ちょっともやってましたが、札幌駅の南側の夜景です。

 

 

やっている日は限られておりますが、

S夫人が教えてくれた17時30分から18時30分までに入店することが条件の

ハッピーアワーセットを堪能しました。

おすすめドリンクメニューの中から2杯、そしておつまみが付くお得なセットです。

なんと税込1,500円(しかもアプリを登録すると10%offの1,350円!)

 

こうして歩きまわって見学し、飲んで食べて買い物して・・・の楽しい一日はようやく幕を閉じました。

自宅に帰ってみますと、2万歩歩いておりました。

(他の曜日にまるっきり歩いてないことがモロバレですがw
 12日と14日は一歩も外に出ていません!)

 

また来年も、このメンバーで楽しい一日が過ごせたらなぁ~と思います。

おしまい。