すっかり怠けていたブログですが、私は元気です。

 

お盆休みからの写真がたまりにたまっているので、少しずつ思い出しながら書いていこうと思っておりますが、

本日は、今日のうっかりヒルクライムを書こうと思います。

 

南風自転車店のA店主と常連客の中でも特に熱心(あるいは酔狂)な集まりが、毎年ニセコヒルクライムに出場しているのですが、その練習のために週末の早朝によく手稲山にアタックしております。

で、今日はこれまた毎年出場している200kmのブルベも無いらしいので、「手稲山を5往復する」というチャレンジ企画を(何を血迷ったのか)A店主が思い立ってしまったらしく、「良かったら応援に行きましょう!」と自転車仲間LINEでお知らせがありました。

 

(新しいBrompton用のバッグを購入したのでそれを見せびらかすために)手稲山スタート地点まで往復してみるか。

久しぶりに自転車仲間さんたちとお会いしようではないか。

とお出かけしました。

時刻は午前7時30分。

もう酔狂な手稲山ヒルクライムは始まっております。(7時スタートと言っていた)

でもまぁ、私が手稲山のふもとに着くころだって2本~3本目くらいのスタートになるだろうて。

 

お天気は曇り。暑くもなくちょっと肌寒い程度。

藻岩下を通って円山のバスターミナル前を抜け、5号線に出てからひたすら西へ走ったら、あら?

1時間程度で結構順調に着いてしまった。

 

自転車仲間は誰もおりませんで、もしやスタート地点はもう少し上なのか?

と思って仕方なく激坂を上り始めるとOTK氏が降りてくるのが見えた。

おお!やはり精鋭達(どこかおかしい奴ら)は今日この手稲山を何度もアタックしているのだな!

 

ほんの数十メートル上って信号待ちの時に、LINEに入り口付近に着いたことを知らせると、「まきすけさん、上るんですか?」(酔狂な)Mちゃんが「これから私も行きますっ!」と書いてきた。

 

今思うと「じっと待っているのはつまらない」ので上り始めてしまったのが運の尽きである。

 

ふらふら上っている序盤に、あっという間に4本目にアタックし始めているOTK氏に抜かれるw

 

まぁいいの。

今日は上るつもりじゃ全然無いから。ほら、私ジーンズですし。

朝食だって食べてこなかった。

上れるところまで上ったら、まぁ降りてきましょう。

そんな感じでつらつらと走る。

 

それにしてもこの道は何と言うか、絶妙な上りである。

所々で立ち止まって水分補給&休憩しながらじわじわ上る。

もう漕ぎ出せないっ!というところまではいかない微妙な坂なのだ。

最後に南風自転車店のA店主が5本目で少し押し歩きをしたそうだが(「押し歩いた時点で負けです!」と本人は言っていたが、何と戦っていたのか?相変わらずオカシイ店主だ。)

そこまで疲れ切っていない私は、ふもとから歩いて上っている青いジャンパーを着たおじさんとデットヒートをくり返していた。

おじさんは休憩せずに着実な足取りで上を目指す。

私は休憩しながら時速5kmでじわじわ上る。

 

つらつらと走っていると、ちょっと大きめの自転車に乗ってふらふらと上る女の子(推定年齢10歳)がいた。

頑張れ!頑張れ女子よ!と心の中で思いながらこの橋あたりで抜き去った。

思い返してみれば、この女の子の他に抜かした自転車人はいない。

下手するとデットヒートを繰り広げている「にわかライバルの歩行者」にも抜かされるところだ。

 

・・・それにしても頂上(ゴール)はどこだ?

何キロ走ればゴールなのか・・・?

 

じわじわと上っていると、K氏が颯爽と降りてきてすれ違った。

・・・びっくりさせてしまったらしい。

後で聞いたところによるとびっくりしすぎて転びそうになったとか。

悪いことをした。

私も上るつもりはさらさら無かったのだ。

 

なにやらゴルフ場とスキー場の入り口に到達した。

まだ続くのか・・・

私を抜き去ったロードの人が数人ここで水分補給をしてまた上って行った。

まだ、ゴールは先らしい。。。

 

そして今度は南風自転車店のA店主とすれ違う。

「おお!」と歓声をあげて店主は降りて行った。今日は黒のBromptonでアタックしていた。

 

もう、いい加減ゴールが見えてきてもいいよなぁ。。。

なんて思っていたところ、こんな看板を見つけて「うぅ、、、まだ先か。」とガックリしていたところ、横をシャーッと走り去るOTK氏を見かけた。

彼はもう4本目を上り終えて下っていたのだった。

 

またもやじわじわ上りつつ、とまっては水を飲んで写真を撮っていると後ろから「まきすけさ~ん!」との声が!

振り返るとM嬢が追い付いてきたのだった。

・・・さすがだ。さすがM嬢。

思った通り、私よりかなり遅れて上ってきたにも関わらず、ここで追いつかれた。

 

ここでM嬢にゴールは一体どこなのかを聞いてみた。

この看板はあてになるのか?と。

どうやらこの看板通り、あと2か所のカーブを越えたらゴールだと言う。

 

またまたじんわりと上り始め、ついにゴールにたどり着いた。

 

自宅から26kmで手稲山の山頂へ。

 

M嬢の愛車と一緒に記念写真。

 

振り返って思うと、一番つらかった坂は一番初めの信号までの激坂だった。

あそこは立ち漕ぎしなければ上れなかったし「途中で止まったら終わり」な坂だ。

もう一か所、スキー場までの短い直線もなかなかつらかった。

 

この後私は後から上ってくる物好きたちを待ち構えることにした。

驚いたことにYちゃんはダブで、Kちゃんはペコで上ってきた。

完全にイカレt・・・ごほごほっ・・・さすがの精鋭達である。

 

そのほかAちゃんやMちゃんもA店主はじめとする酔狂なメンバーのやられ具合を確認しに・・・いや、応援に来てくれた。

 

そう言えばみんなを待っている間、K氏と話していてこの今いるところの標高を知る。

580mほどだった。8kmグネグネと走って580m。なかなかだ。

 

集まった仲間ともう少しゆっくりと談笑したかったが、頂上付近にじっとしているとさすがに寒いのと、そろそろ帰らなければ雨が降ってきそうなのでみんなと別れて一人下山。

 

5号線まで下ると、下界は暖かかったw

 

輪行も考えたが面倒くさいので自走で帰ることに。

途中、あと4kmほどのところでポツポツと雨が降ってきたが、本降りになる前に自宅へ着いた。

 

いやぁ手稲山は「なかなか」です。絶妙な上りです。

今日は風もなく、涼しくて、とても走りやすかったと思いました。

気温が高い日、風の強い日は、きっと私には無理です。

だからニセコヒルクライムには行かないぞ!

 

皆さん、大変お疲れさまでした。ありがとう!^^