増毛と書いて「ましけ」と読みます。
北海道北西部の留萌管内の南部にある海に面した町の名前です。
http://www.town.mashike.hokkaido.jp/
その面白い町名や、シェフの三國清三氏の出身地という事で20年ほど前から有名になってきているのでは?と思います。

その増毛町へ先日の26日(月)、有給休暇をとって友人と2人で行ってきました。
札幌から車で3時間ほど。
朝8時に友人宅へ迎えに行き、あっという間にこちらへ到着です。
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友人が教えてくれたお寿司屋さん。
店内には有名人のサイン色紙などがたくさん貼ってありました。

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友人は「特上生ちらし」を注文しましたが、私は甘エビをたくさん食べたかったので、こちらの「うに・えび丼」(3,000円 2017年6月26日現在)を注文しました。
うにもえびも、どちらもトロリと甘く美味しかったです。

その後に向かったのは、こちら。
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増毛フルーツワイナリーさんです。
ここのシードルはけっこうなお値段がするのですが評判も良く、気になっていた場所なのです。

友人はシードルの辛口と甘口をそれぞれ数本ずつ、
そして私はこちらを買いました↓
りんご100%の氷結デザートワインです。

オーナーの堀井さんに札幌の販売店や、今欠品中の増毛ポワールが次回売り出される時期を教えてもらい、友人と「これはマルヤマクラスに買いに行かなくちゃ!」と意気投合しました(笑)
増毛ポワールは、タンク1つ分しか仕込まれないために数が少ないのだそうです。

それにしても増毛で約30種類ものリンゴを作っているなんて知りませんでした!
今の工場&販売店の建物の横に、また何か建物を建設中らしく工場を拡張するのかな?と思いました。

ワイナリーのあとは、ゆっくりと観光です。
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重要文化財になっている「旧商家 丸一本間家」です。
私の心をグッと掴んで離さない軟石作りの立派なお屋敷。

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中に入る前に外観をじっくり拝みます。
この文様細工、贅の極みですな。

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2階の窓のしつらえが美しい。数も多い。瓦屋根に気品を感じる。

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新しい石壁の外に、古い石壁が。


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卯建(梲~うだつ~)壁なのだそうです。

さぁそろそろ中に入りましょう。観覧料金は大人1人400円です。
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ここは2階建軟石建物の1階、呉服店舗です。

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店先のほうを見ながら座って、店の旦那気分を味わいます。

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広い土間。大きな呉服店の証です。

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店舗を出て、続く住居のほうへ。

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奥の左手には上勝手が。


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チラッと天井を見ると、鮭が干されておりました。


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これぞ上流階級人、屋号入りの食器を作らせているのですねぇ。
(その割には箸立や箸がアレですが・・・たぶん後付されたものでしょう。)


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奥帳場部屋には、なんと明り取りの天窓がありました。

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窓のガラスもかなり古い時代のもので、歪んでおりました。
もう現代では手に入れることは出来ないでしょう。


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醸造蔵として使っていた場所です。床の敷石が立派です。

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最期にまた入口に戻ると、このような亀のレリーフ?がありました。
説明によると、亀はお酒の神様の遣いだとか。
京都にある日本第一酒造神として名高い松尾神社には、ありとあらゆるところに亀の像があるそうですよ。

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続いて訪れたのは、今や廃駅となった「増毛駅」です。

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平日ですが、ちらほらと写真を撮っている観光客の方がいらっしゃいました。
良かった、私たちだけでなくて(笑)

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駅のすぐそばには、もうかなりキテいる「旅館 富田屋」が。
もちろん今は営業していませんが、このままだとかなり危ないです。
3階部分の窓際・壁の内部には、鳥が巣を作っている様子でした。


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その隣には「風待食堂」と書かれた観光案内所。
お土産も売られておりました。

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観光案内所内部の一部がこのようなセットになっています。
板メニュー札(ふだ)と、メニュー張り紙が妙に新しいのが玉に瑕ですな。

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そして、絶対に外せないこちら「國稀酒造」。
さきほどの丸一本間家の初代、本間泰蔵が始めた日本最北端の醸造所です。


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入口。丸一の屋号の下に「國稀醸造元」。

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建物の奥にこのようなタンクがずらり。


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ラインナップ。この殆どのお酒を試飲することが出来ます。
私は運転手だったので飲まなかったけど、友人はせっかくだからとちょこっと味わっておりました。

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昔の醸造所の様子をミニチュアで。なんだか可愛い。

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さて、國稀でお土産を購入して外に出ると、横にはこんな軟石倉庫が。
田中青果 増毛直売店です。

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こちらも壁に丸一の屋号が入っている國稀酒造の展示館みたいなもの。


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入口にはこのような暖簾が下がり、中の左手では増毛駅に関するビデオなどが流れておりました。右側は事務所になっているようでした。

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こちらも素晴らしい石造りの蔵だなぁ、と思っていたらまたまた丸一の屋号。
「千石蔵」です。中に鰊漁をした舟が展示されていました。


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そこらへんをちょっと歩いているだけで、このような場所を見つけます。
これは、志満川食堂である建物の、横にある旧入口(っぽい)。
建てられた当初は旅館でもやっていたのでは?と思われる外観。
今の食堂の入口は、この左側のメインストリートに面しています。

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で、そのメインストリートにひっそりとこのような陣屋跡。
うーむ、やっぱり歴史のある町なんですよね、増毛は。

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その後、かまぼこ店に立ち寄り、注文してから揚げてくれるかまぼこを買い、

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ちょっと晴れてきたので海を眺め、

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増毛灯台まで車で登って景色を眺め、

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お茶をしようと喫茶ポルク&コティへやってきました。

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友人いわく、先日TVで紹介されていたとの事。
窓際の席に座ったんですけど、残念な事に草木が伸びすぎてて、全然海を見ることが出来ませんでした・・・(乞う、伐採)

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ウインナ珈琲を頂きました。

ここで作っている中花(ちゅうか)まんじゅうが美味しいのだそうです。

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お土産に1つ買いました。

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中の餡はこんな色です。
お店の人に伺うと、これは皮無しの小豆の粉で作られている餡だそうで、煮詰めて作る餡とは違ってあっさりしています。
この中花まんじゅうの原材料は
「小豆、砂糖、卵、小麦粉、はちみつ、重曹、水あめ」のみ!
素朴なおやつですね。

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そして増毛滞在の最期に向かったのがこちら「元陣屋」です。
増毛町総合交流促進施設であるこの建物の内部には図書館も併設されていました。
その昔~安政年間に、秋田藩がロシアに対する北方警備の拠点として陣をここに作っていたのだそう。
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お上の命令とはいえ、秋田藩の方々の苦労を思うと頭が下がりますな。
そういえば、先ほど行った中村屋さんに「もろこし」があったので、「もろこしって、小さな頃よく実家に秋田の親戚から送られてきていた。」って話したら、お店の方が「ここは秋田藩ゆかりの場所だから、似たようなものが作られているんでしょうねぇ。」って言ってたけど、このことか!と納得しました。
(あ、「もろこし」とは「とうもろこし」とは関係ありませんよ。諸越と書きます。秋田県地方で作られている落雁です。)

ところでこの元陣屋に入る際に受付の女性に聞かれたんです。
「丸一本間家はご覧になりましたか?」って。
「ハイ、行って来ました~」って答えると、「受付のときに貰ったしおりをお持ちですか?」と聞かれたので、それを友人と2人して見せると「それでは拝観料は半額の200円です。」と。
丸一本間家に行った方は、ぜひ元陣屋にも行ってみて下され。

さて、最期に231号線を札幌に向かってひた走り、雄冬漁港のそばのこちら
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「白銀(しらがね)の滝」を見て帰ります。

ちょっと霧雨だったり、うすら寒い気候だったのですがとても楽しいドライブ旅行でした。

おしまい。