「手入れさえ怠らなければ一生モノになる。」
「パーツの規格が変わらないのが安心できる。」

これも、赤いBromptonオーナーだったIさんが教えてくれた言葉。
値段にはその理由があるのです。

初めてBromptonという折畳み自転車を知ってから、一週間後に私はBromptonオーナーになっていました。

有森マネージャーにオススメされたロイヤルモデルという自転車を調べてみると、
ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの御成婚祝いの記念モデルだなんて、
なんだか幸せムード漂ってるし、優雅じゃないですか。

それに、はじめからバッグがついているなんて便利そう。
サドルが牛革とは高級感があるわね。
色も落ち着きがあって上品だわ。
限定150台?という事は、まず他の人とかぶることは無さそうね。
お値段は・・・189,000円か(この時はまだ消費税は5%でした)。
でも、普通のM3Lを買っても150,000円くらいよね・・・?

・・・買う!買います!
私、BromptonのRoyal Wedding Model(RWM)、買います!
メールで秀岳荘に取り置きをお願いし、さっそく次の休日に鼻息荒く自転車売場に乗り込んで、試乗もせずに一発カードを切りました(笑)。

私がBromptonを買ったとmixiで報告すると、自転車コミュニティの方々はかなり驚いていました。
そりゃそうですよね、今まで1万円にも満たない折畳み自転車に乗っていた人間が、突然189,000円の自転車を購入したのですから。
しかし赤いBromptonオーナーであったIさんは、仲間が増えたと喜んでくれました。

「M3Lに、あの特別フラップのSバッグ、そのバッグをつけるブロック、それにBROOKSのB17サドル、王冠マーク入りの特別ステッカー。そしてなにより、この色のBromptonは今まで見たこと無いよ。まきすけさん、お買い得だったね。」そうIさんは言ってくれました。

そうか、お買い得だったのか。
2011年の5月に購入したBrompton。
知り合ったばかりのその自転車のお仲間たちが、購入記念にとサイクリングの計画まで立ててくれました。

こうして私はBromptonと一緒に走り出したのです。

「しかし今まで1万円くらいの自転車に乗っていて、もうちょっといい自転車に乗りたいなと思って買い換えるのはわかるけど、よくぞ一足飛びでBromptonに行き着きましたよねぇ。普通、次は7~8万円くらいのを買って・・・とか思いませんでした?」
と数人に言われたことがあるのですが、「この価格帯で気に入ったものを探す」という発想が、その時の私には無かったのでした(笑)。
それこそ心積もりの予算的なものはある程度あったのですが、あの時の私に、あのときのBrompton RWMが、購入できる金額であったことに感謝です。

そして今、あの時の189,000円は決して高くは無かった。
むしろ安かったな、と思っております。

去年思いがけずにBirdy Classicを手に入れましたが(自転車専門誌の懸賞で当てました)、それまで私の所有する自転車はBrompton1台のみ。

これで、何処へでも出かけたのです。
そして思い通りに、何処へでも行くことが出来ました。

初めての輪行はJRでした。
友人が企画してくれた千歳市にある美味しいお蕎麦屋さんへ蕎麦を食べに行くツアー。
行きはもちろんBrompton、そして帰りに千歳駅からJR輪行で戻ってきました。
これを皮切りに私は調子付き、
バスに乗せて室蘭や小樽まで行ったり、飛行機に乗せて東京まで。
羽田空港からリムジンバスで所沢まで行き、そこから入間の妹の家までスマホのナビを頼りに走った時はドキドキしました。
そして入間の妹の家から荒川CRを通って東京の水天宮近くのロイヤルホテルまで約60kmをナビを頼りに走ったのもいい思い出。

長距離を走ったといえば、第1回目の「中札内グルメフォンド」ですね。
なんと初回は30kmと100kmの2コースしかなくて、30kmは物足りなかったので、100kmにエントリーするしかなかったのです。
不安でしたね、お尻がもつかどうか(笑)

でも自転車仲間に聞いてみると「70km走ってなんとも無いんだったら、きっと100km走っても大丈夫。」と言われました。
結果、本当にそうでした。疲れはしましたが、お尻はなんとも無かった。(笑)
翌年のグルメフォンドには80kmのコースがあったので、それに参加しました。
そして、新たにBromptonの仲間を見つけました。
その方に聞くと、昨年100kmのコースで私とBrompton M6Rに乗っている私の友人Hさんの姿を見て、へぇ、Bromptonでも100km走れるんだ・・・と思ってBromptonを購入したと言うのです。
こんな嬉しい出会いもありました。

Bromptonの魅力は一言で語れません。

折畳み、展開がしやすい。
折畳んだ姿は、ほぼ四角で安定していて美しい。
その大きさから、大型のロッカーにはすっぽり入る。
その形状なので、「片手で」持ちやすい。
その形状なので、輪行袋に困らない。
キャスターが着いているので、折畳んだまま、サドルをあげて押すか、
ハンドルを開いてハンドルを引けば、平面だと転がせる。
スタンドが無くても後輪を畳めば自立する。
車体のカラーが豊富。
B-SPOKEというカラー、変速、ハンドルのオーダーもできる。
付属品の種類が豊富。
しかしパーツの規格は変わらない。
そして、意外と速い。
それに、雨にも強い。
小径車ならではのストップ&ゴーがしやすく、小回りが利く。

あぁ、まだまだあるような気がするのですが、、、

私は自転車仲間達とつるんで走っていない限りは、Bromptonを屋外にとめません。
買い物に行ったらサービスセンターに、
コンサートの時はクロークに、
映画や作品展の時は受付に、
食事の際にもお店の方に断って店内に入れさせていただきます。

もちろんにこやかに、申し訳無さそうにお願いするのですが、今まで断られたことはありません。

横浜のカップヌードル博物館へ行った時には、チケットを買う列に並んでいただけで、係員さんがやってきて「これから館内をご覧になるのですよね?この自転車、お預かりしましょう。」と私が何も言わないうちから申し出てくれました。

駅などでBromptonを折畳んで、輪行袋に詰めていると「それ自転車?便利だねぇ。」とよく声をかけられます。(大抵、年配の男性です。)
逆に、開いていると見ていた子供達から「おおスゲー!」と言われたりします。
(大抵、小学生くらいの男の子です。)
ちょっと気分良いです。ちょっと鼻高々です。(笑)

私は自転車が好きですが、速く走ることにはあまり興味がありません。
(とはいえ、次に来る上り坂のために、下り坂で50km/hほど出すことはありますが・・・えぇ、それほどBromptonは速度の出る自転車なのです。)

私は速く走って風を感じることよりも、ゆっくり走って風景と匂いを感じたいのです。

「ただ走りたい」のではなく、「旅をしたい」。

そんな私のライフスタイルを支えてくれているのが、Bromptonなのでした。

今度はBromptonを旅先に、段ボール箱に入れて空輸してみたいと思っています。
チャレンジした暁には、またこのブログで報告しましょう。

という訳で、Bromptonの魅力。おしまいです。
次は、FBでBrompton仲間さん達に、Bromptonとの出会いを聞いてみたいと思います。実に楽しみです。