こんにちは。

つむぎ学主宰・渡邊真紀です。

 

 

占い師・鑑定士をやっていると

「相談にやってくる人の傾向」

というのが分かってきます。

 

 

私に鑑定をご依頼いただく方の中には

DV(警察行こうねレベルもいる)、

恋愛こじれストーカー系などディープな案件が多いですが、

 

 

私と「似たような経験」をしている人も多いです。

 

 

どんな経験かというと、

『大事な人を亡くした』

という経験です。

 

自分の大事な人が亡くなってしまう。

人生、これ以上にショックな出来事はないでしょう。

 

 

私の過去の話を知らない相談者さんたちは

「重たい話なのに驚かないのですか?」

と目をまんまるくされますが、

私もこんな経験をしてきていますので

安心して心の内を話していただければと思います。

 

 

  若い頃、大好きな人が亡くなりました

21歳の時、私の人生を変えてくれた人が亡くなりました。

「自殺」という形で。

 

この人がいなければ、

大人になる前に私が死んでいたと思います。

 

死なずに済んだきっかけをくれた人が、

まさかの形で亡くなったので

当時の私は

 

「受け止めたけど、受け容れられなかった」

 

という状態でした。

 

現実として受け容れられないので、

涙も出ません。

呆然としていました。

 

 

涙が出たのが葬儀から10日後。

少しずつ現実を受け容れるようになりましたが、

「好きになっても、人はある日いなくなるのか」

という恐怖がその後、何年にも渡って心の中に根深く残りました。

 

 

 

  世界が灰色に見える

20代前半は心を殺して

「辛い感情」を感じないように蓋をしました。

 

精神状態がかなり弱くなっていたのに、

常に平気なふりをして過ごしていましたし、

それ以降「一番好きな人」を選ぶことは無くなりました。

なので、

交際→プロポースされるたびに破局を繰り返し、

結構な「恋愛こじらせ系」でした。

 

 

喪失感の恐怖は簡単に拭えない。

これは経験した人でないとわからない恐怖ですよね。

(今では解消しています^^)

よく、

「世界が灰色に見える」

と例える人がいるのですが、

本当に世界は灰色に見えるんです。

(どんより雲の天気の日のような見え方です)

 

 

早く死んじゃいたいな

 

 

と思って生きているので

人間関係もうまくいかないし、

信用していた人には騙されたり利用されたり、

「自分を自分が労われないとこういうことが起きる」

ということを嫌ってほど経験済みです(苦笑)

 

 

 

  8年前、父が自殺しました

次に大きな出来事は、父の自殺でした。

丸8年が経ちました。

 

しかも、

好きな人が亡くなった日に、同じ亡くなり方です。

 

 

『これは何の因縁だ。。。』

 

 

と思わずにいられませんでした。

人生、呪われてるんじゃなかろうか!?

そんな気分でした^^;

 

 

メニエール病✖️うつの併発。

 

 

「死にたい」と口にするようになってから

家族もかなり神経を使いましたし、

父の介助をしていた母も鬱になってしまって、

「この先どうなってしまうのだろう・・・」

底知れない不安というものを感じました。

(これは妹も同じだったのではないかな)

 

 

家族のうつって、本当に難しいんです。

他人なら冷静に考えられることも

身内になると「割り切れない部分」が出てくる。

 

これも経験した人でないとわからないと思います。

 

 

ある日、声にならない母からの電話。

近所の人がたまたま近くにいて代わりに説明をしてくれ、

急いで駆けつけた時には、救急車ではなくパトカー。

 

 

気が動転している母には見せられないので

警察官の方々に降ろされる父の遺体をただただ眺めており、

白けるくらいに冷静で、親戚中に電話をし、

葬儀の準備をすぐ開始していました。

 

 

悲しいというよりも

「悔しい」という気持ちはいまだに残ります。

家族で精一杯支えたつもりでも残念な結果だったので、

私はこの気持ちをバネにして今があります。

 

 

順序として親が先に死ぬのは構いませんが

「望まない死」の場合残されたほうの心にも

記憶とともに、深い「後悔」が残ります。

 

 

 

  特効薬は「時間」しかない

私のこの2つのケース。

今ではきちんと受け容れて前に進めています。

 

 

もちろん、感情が整理されるまでスグというわけにはいきませんでした。

 

 

「あの医者が<自殺>なんてキーワードを使ったからだ」

「患者の話を聞かない医療ビジネスなんかもう信じない」

「バブル崩壊さえしなければこんなことにならなかったのに」

 

対応が悪かった医師のせいにしたり、

社会背景のせいにしたこともありました。

 

「親のくせに、迷惑かけるような死に方するなよ」

「父親が自殺したなんて、人に言えないや」

「とはいえ近所ではみんなバレちゃってるし」

「親の心のケアもできない自分が未熟だったな」

「こんな私が人の心をケアする仕事なんて説得力ないな」

 

と考えていた時期もありました。

 

 

立ち直るまでには「段階」があるのです。

いろんなセラピーを学んでいたとしても、

この「段階」があることを分かっていたとしても、

体験してしまった瞬間には役に立たないことも痛感しています。

 

 

特効薬は「時間」しかない

 

 

クヨクヨするのも、他人や社会を責めるのも

自分を責めるのも自由なんですが、

私はそれを「やめる選択」をしました。

 

 

  経験を武器にする生き方

経験を武器にする!と決めて、

自分に起こったこれらの出来事を

公でも伝えるようになりました。

 

中には、

 

 

「自分の大事な人の死をお金にするのか」

 

 

という批判もあるかと思います。

ですが、これは私の人生で起こったことであり、

経験をどう武器にしようが私が決めること。

 

 

同じような経験をした方が生徒さんの中にもいるし、

私に鑑定依頼、ビジネス相談をしてくる方の中にもいます。

 

 

この経験があるおかげで、

「同じことではないから全てを理解はできないけど

限りなく近くまで寄り添うことができる」

と思っています。

 

 

他の占い師・鑑定士、

カウンセラー、コーチにだって

負けない強みだと思っていますし、

死を以って教えてくれた好きな人と父には感謝しています。

 

 

私から言えることは、

 

 

経験したことがあるか・ないかは大きい。

経験したことは、他人の役に立つ形に変えればいい。

 

 

人の心をケアする仕事

人生で迷ってしまっている人を応援する仕事で、

 

 

これ以上の武器はない。

 

 

心理学を学んでも脳科学を学んでも

経験から「乗り越えた」以上の学びはない。

 

 

グリーフケアの専門家ではありませんが、

悲しい経験を自分の人生でどう昇華するか?

 

 

一緒に考えるお手伝いはできます。

また、

相談する側となって活躍することもできます。

 

 

「悲しかった」

 

 

で終わらない人生を送ってほしいと願っています。

 

 

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