「『核兵器のない世界』に向けた国際賢人会議」の第4回会合開催に際して来日された国際賢人会議委員の皆様と、国際軍縮促進議員連盟、核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本の議員との意見交換の場を設営しました。今年の賢人会議は、核軍縮を巡る国際社会の分断が一層深まる中で、核兵器国と非核兵器国の双方からの参加者が集い、2026年NPT運用検討会議に向けた提言をまとめるための実質的な議論を深める会合という位置づけになります。
具体的には①AI等の新興技術の革新が核軍縮に及ぼす影響、②核兵器国・非核兵器国の責任及び核兵器を巡る倫理・規範、③NPTを中心とした核軍備管理・不拡散レジームのアップデートについて議論されました。
安全保障環境が悪化する中、「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」を掲げる日本のリーダーシップに期待する声が寄せられました。長崎を世界最後の被爆地とする、唯一の被爆国日本の責任は重たいと考えています。