静岡のお茶

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静岡茶市場と㈱カクニ茶藤の視察に。新茶が鹿児島から届き始めている時期ということで、茶市場の担当者、農家の売り手、買い手と3者でどのような交渉が行われているのか、体験させて頂きました。売り手が茶市場担当者に「この値段でお願いしたい」と伝えると、市場の担当者が売り手と交渉をしてくれます。売り手とは「もう少し値下げできませんか」「農家さんも頑張っていますし、お茶の品質はまちがいないですから」といった交渉をして、価格を決めていくのだそうです。その時に使われているのが「そろばん!」で、売り手、買い手がお互いに見えないように茶市場担当者が間に入って文字通りそろばんを弾いていきます。交渉が成立したら3回手打ちをします。



(株)カクニ茶藤ではお茶や抹茶の風味を香りと味で体験しました。アメリカや欧米では抹茶ブームが定着しつつあります。そのためにはオーガニックや無農薬のお茶の生産を増やす必要があります。輸出を意識した静岡のお茶の現場から刺激をいただきました。