ハローワーク藤沢を視察しました。リスキリング、リカレント、学び直しについて党内での勉強会を主宰するなどデジタル大臣就任前から取り組んできたのですが、デジタル人材不足・育成にあたり、国際比較についても有識者からヒアリングを行ってきました。

厚労省ではジョブタグというサイトを通じて適職検索をしたり、スキルや資格について調べたりできるようになっています。どの資格を取ったらどのくらい給与やボーナスがアップするのか、その職域の将来予測はどうなるのか、などまだまだ充実させてほしい項目はあるのですが、求職者と事業者のマッチングの現場でもるハローワークでの実態を知るために今回視察をしてきました。

https://shigoto.mhlw.go.jp/User/

失業者が多く求人がない時代から、人手不足の時代へ変化したことは大きいと思います。さらにインターネットやアプリで情報を得られるようになったことから、混んでいて暗く使いにくいイメージであったハローワークを刷新する必要が生じ、個別ニーズにあった丁寧な相談窓口へのシフトがはかられたことが分かりました。予約制で相談を行う個室やブースが完備されており、担当者を指名して継続相談に乗ってもらうこともできます。福祉、宿泊、運輸など特に神奈川県内で人手不足に苦しむ事業者の相談にも乗りながら、丁寧に仕事内容を記すなどアドバイスもしているそうです。フリーターなど適職が分からない若年層、正社員経験が少ない求職者、定年退職後のキャリアチェンジ希望者との相談でジョブタグを活用しながら、就職氷河期世代、生活保護受給者・生活困難者、障害者、外国人、子育て中の方などの、課題解決をハローワークではサポートしています。

デジタル系講座の人気も高い、ということでしたので、今後のマッチングにも期待したいと思います。