今年の通常国会では「センカクモグラを守る国会議員連盟」を開催しました。そのきっかけは「魚釣島が崩落している」というニュースでした。そこで石垣市から委託を受けた東海大学の山田吉彦先生に議連に来ていただきました。
魚釣島にはかつて「センカクモグラ」が存在している、と言われていました。しかし、ヤギが住み着いたことで生態系が崩壊しているのではないか、ということが懸念されていました。今般山田先生がドローン撮影で確認したところ「ヤギすらいない」島になっている可能性が指摘されました。南側は、はだか山になりつつあり、木の芽がなく保水能力を失ってきているように見受けられました。他にも固有種としては「センカクツツジ」があり、昔はツツジ満開の季節には山が紫になった、とも言われていたそうです。漂着・漂流ゴミの問題も課題となってきています。あわせて、セキュリティレベル確保のためにドローン技術を日本製で担保する必要性も指摘されています。今後も調査は行われると思います。データの蓄積も重視したいと考えています。