予算委員会が開かれました。

令和5年度予算について鈴木財務大臣より提案理由説明がありました。令和5年度予算は歴史の転換期にあって、日本が直面する内外の重要課題の解決に道筋をつけ、未来を切り拓くための予算としています。

財務大臣は、新たに策定された国会安全保障戦略等の下での防衛力の抜本的な強化やこども家庭庁を司令塔としたこども・子育て支援の強化、GX、デジタル実装の加速化や地方創生等も推進すること、またコロナ、原油価格・物価高騰、ウクライナ、など世界的な景気後退懸念や、予期せぬ状況変化に万全の備えを講じることなど、説明されました。

社会保障関係費については、実質的な伸びを「高齢化による増加分におさめ」、出産育児一時金の増額、出産・子育て応援交付金の継続実施など方針が示されました。科学技術立国の観点からの量子・AI分野の研究開発、防災・減災、国土強靭化、ODA予算の確保、中小企業対策、農林水産関係予算の計上、など具体的な言及もありました。

来週は月曜日から予算委員会が始まります。NHK中継やオンラインでもご覧頂ければと思います。