昨日は、第65回男女共同参画会議に出席しました。会議では「女性活躍・男女共同参画の重点方針2022」の策定に向けた議論が行われました。
女性の経済的な自立という観点からは、男女の寿命についてもデータが示されました。
・女性の半数は90歳以上まで生きる
・95歳まで生きる女性は28.3%
更に家族の姿についても昭和の時代からの変化が指摘されました。
・離婚件数は結婚件数の3分の1、離婚等で母子世帯になった時の末子の約半数は0歳から2歳
・男性の育児休業取得率は13%、50歳男性の4人に1人は結婚未経験の独身、男性の単独世帯は総世帯の18%
科学的リテラシーや数学的リテラシーについても興味深いデータが示されました。
・OECDによる学習到達度調査によると科学的リテラシーのOECD平均は女性が490点、男性が488点、日本は女性が528点、男性531点
オリンピック・パラリンピックについて
・東京オリンピックは概ね半数、パラリンピックは4割が女性選手
・東京オリンピックでは計58種目でメダルを獲得したが、混合が3個、女子が30個、男子が25個、女子の総数30個は史上最多
・金メダル数では女子が14個、男子が12個、女子種目のメダル総数・金メダル数の両方が男子種目を上回ったのは夏季オリンピックで初めて
データ分析なども行いながら、「男性の方が優遇されている」と答える者の割合(74.1%)が減り、「男女の地位が平等になっている」と答える者の割合(21.2%)を確実に増やしていかなければならないと考えています。
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