山北町の勉強会。町議会議員の皆様と林野庁をお繋ぎし、1回目はオンラインで開催しましたが、2回目の今日は地図を広げながら林道の整備など細かく進捗を確認していきました。
事前防災・減災の考え方に立ち、保安林機能の維持増進や治山施設の整備など土砂崩落対策計画も進めて行かなくてはなりません。また、林道の整備については、開設すべき林道、改良又は舗装すべき林道として15林道が既に神奈川県地域森林計画書には挙げられています。ウッドショックを国内林業関係者にとってプラスのものとして転換させるにも、林道の整備は不可欠になってきますし、林道は災害発災時にも重要な役割を果たすことがあります。
また、山北町の材木の虫害について、スギノアカネトラカマキリと呼ばれる被害が出ている件もご質問がありました。強度や耐久性には問題がないことから、三重県や和歌山県では「あかね材」としてブランド化して公共施設や家具・雑貨などに積極的に活用している例も紹介されました。
今後も、好事例を地元に展開できるよう、連携を強化していきます。