青年局では、球磨川など九州地方を中心とした集中豪雨から1年に合わせ、橋口海兵中央常任委員会議長(県議)の地元熊本県の復旧・復興の現状を視察するため、被災地訪問事業TEAM-11を実施し、青年局役員と、青年局中央常任委員が参加しました。なお参加者は前後にPCR検査を受けるなど感染症対策に万全を期して臨みました。
訪問した球磨川周辺や人吉市内の仮設商店街などでは、溝口幸治元中常議長(県議)の案内で松岡隼人人吉市長から熊本モデルと言われる産業廃棄物処理の方法の全国への共有や、被害の爪痕がいまだに残る中でも、故郷に誇りをもち、復興に向けて懸命な思いで活動する方々からも話を伺いました。
溝口元議長は「住宅再建や生業の支援、心の問題などまだまだ課題は山積しているがここが正念場。チーム熊本でこの状況を打開していきたい」とのお話がありました。
また、今年は熊本地震から5年の節目の年。短時間ではありましたが、政府現地対策本部長を務めた経験から、石垣を積み重ねる様に復興を進めていくとの話を思い出しながら復興のシンボル熊本城、新阿蘇大橋なども視察しました。木村敬熊本県副知事や大西一史熊本市長から当時の様子や今日に至るまでの創造的復興としての取組とともに、防災拠点の充実や幹線道路、ライフラインが寸断されたことに伴う混乱を教訓とした災害に強いまちづくりについて説明がありました。
橋口議長は「発災時は全国の青年局メンバーをはじめ多くの皆様にお支えいただいた。経験や蓄積されたノウハウを共有することで、今度は我々が力になりたい」と話されました。
「復旧・復興はまだ道半ば。足を運ぶことでしか得られない現地の課題や、最新の技術などたくさんの気づきをいただいた。引き続き被災された方々の日常を取り戻すため全力を注いでいく」と私自身も決意を新たに皆様にお伝え致しました。
コロナ禍での大変厳しい状況の中、本事業にご協力を頂いた熊本県連の皆様ありがとうございました。
青年局では引き続き、被災者に寄り添い青年世代こそが復興を成し遂げていくとの強い決意をもって活動に取り組んでまいります。
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