国際母子栄養改善議員連盟として山本厚生労働副大臣へ要望に伺いました。世界では約8億人(人口の9人に1人)が飢餓状態で、異常気象や紛争の長期化を理由に飢餓人口はさらに増加傾向にあります。また5歳未満幼児死亡の45%栄養不良に起因しており、脳の認知力や学習能力といった教育面での影響、また免疫の低下な

ど保健面での深刻な影響が指摘されています。

そしてCOVID-19の広がりは、世界の国や地域の母子の栄養や健康、生活に大きな影響を与えています。日本は、戦後の栄養不良を克服し、質の高い食育や栄養教育、栄養人材、栄養バランスのとれた「食」など、世界に誇れる知見と実績を有する国です。東京栄養サミット2021の主催国として、世界の栄養問題に日本が力強いリーダーシップを発揮することを期待し、意見交換させて頂きました。