エルサレム、オールドシティへ。イエス・キリストの十字架があった場所には岩があり、手で触れる事ができます。聖墳墓教会の中です。
世界三大一神教の聖地は世界最高のパワースポットという面もあれば、故に危険な地域ともされます。今回の滞在を通じて、日本では限られた情報の中でイメージが作られがちだ、ということにも気付かされました。たとえば、パレスチナの子供が怪我をして充分な治療を受けることができなければイスラエルに連れてきて一命をとりとめていること。パレスチナ人の医師の研修もイスラエルで行っていること。過激派テロ組織にはイスラエル、パレスチナが共同して対峙していること。神の名の下に行われる戦いは、神を理由にしているだけに過ぎないと考えている人もいること。答えは神のみぞ知る、と言う人もいれば、神を待つのではなく自分のすべき事をするのだ、という人もいること。
イスラエルの中にも様々な考え方がある事を多くの方との出逢いで感じた視察となりました。