今日の地方創生フェスのテーマはアクティブシニア。ゲストは個性的な3名でした。
釣りバカ日誌のハマちゃんのモデル、黒笹慈幾さん。「幸せすぎて困る」と言えちゃう、押しかけIターンで、釣りのできる高知へ。
「定年移住は今までの人間関係をすっぱりと断ち切る快感がある」とおっしゃる一方で、新しい友達もできて、SNSも活用している、というお話が面白かったです。
{839BC631-C748-4DB4-8694-0AB5420B426F:01}

つづいて、里山ソムリエの黒田三佳さん。
「菜園貴族」と、東京の友人に呼ばれています、とお話下さいました。夫は剣道をしていたのが役に立って薪割りをしてくれています、とのこと。
{D2D6CA84-5116-4D61-B89D-55ABFA716607:01}

そして、シェア金沢の雄谷良成さん。
移住のポイントは「ここの食べ物美味しい、と言える人」かどうか。周りの人との繋がりについてもお話下さいました。
重度障害のある子供にゼリーをあげているうちに、認知症のおばあちゃんの症状が良くなった。障害のある子供がおばあちゃんのスプーンに合わせて少し身体を動かすようになる、おばあちゃんに責任感が生まれて夜中に徘徊しなくなる、共に福祉のプロがやろうとして出来なかった課題が自然と解決されていた、というエピソードも紹介下さいました。
{2AA5519A-E6F9-45E0-B4AE-3B0F875F1862:01}


家にいて話を聞いてくれる、というだけでもシニアの役割はあるのかもしれません。
東京の家を売って退路を断つタイプ、時折東京に行く費用を貯めながら地方移住するタイプ、地方都市から始めてカントリーサイドに移る2ステップタイプ、などなど、アクティブシニアの地方移住のあり方も多様化している事を感じました。アクティブシニアがいること自体が日本の古来からの生活様式であり、地方創生の鍵だと改めて感じました。
{CC3855A7-50AF-4A91-95C7-71E9C13D4371:01}

{61C868EC-328C-4051-B825-6B41BE72C3BB:01}