トルコを紹介する番組でシリア難民の子供たちの学校「さくら小学校」がまさに放映されている最中、私は現地におりました。
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写真の背景見えるでしょうか。
「シリア難民支援議員連盟」(会長:小池百合子衆議院議員、事務局長:牧島かれん)が呼びかけて作った学校です。日本政府ももちろん難民支援はしておりますが、議員が多くの方に呼びかけてクラウドファンディングで寄付を募って実現させた事に、国際機関なども注目しており、メディアだけでなく各国から視察団が訪れています。
シリア難民の子供達の為の学校の中でも「さくら小学校」は最高水準の学校であり、モデルであると言われています。
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桜の木も植樹してきました。
シリア難民の中で、教員の経験のある先生方が熱心に指導して下さっており、トルコの地方政府も関わってくれています。高校も作って欲しい、との声もありますが、小学校の運営費だけでも年間500万円、ここは拡大させるのではなく、私たちは初等教育に力を入れて責任を果たしたいと思っています。卒業後にはトルコ国内の高校や更には大学に進学する道も開いていかなければなりません。その為にはトルコ政府に「さくら小学校」を認可してもらう必要がありました。10月10日に開校し、この6月には最初の卒業生も誕生します。シリア難民の子供達が力強く生き抜くには、アラビア語だけでなく、トルコ語や英語を勉強しなければなりません。「わたし、トルコ語話せるの」と報告してくれた女の子や「おはようございます」と挨拶してくれた男の子。生徒達に「さくら小学校」のスピリットが伝わっている事を実感しました。