外国から日本に来られた観光客の方がもらす言葉の中に、歴史的な物を見ても解説がなくてわかりにくい、というものがあるといいます。切腹する前になぜ、この道具でお茶をたてたのか、ストーリーを聞かせてもらえれば断然他人に語る思い出話が増えるのに、誰も説明してくれない、ただ茶杓に「竹、バンブー」と書かれているだけだったりする…小西美術工藝社のデービット・アトキンソン社長の言葉です。
滞在時間を長くしてもらう為にも、場面場面で学んでもらう機会を作ったり、1時間毎に将軍が出てきて再現劇を見せたり、といった、工夫が必要です。
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この数字を見ればまだ「外国人だらけではない」という指摘もあたる気がします。
結婚式もできる、ベルサイユ宮殿は貸し切りができて2000万円、お客様の30%は日本人だとか。
日本でもお城や箱根の関所などをどう広報するか、もっと宣伝に力を入れねばなりません。「今年は○○400周年」とホームページに書いてあるのに、肝心の日にちが書かれていない、なんてことも良くあること。海外からの観光客の方を呼び込むなら、フライトチケットの予約も考えて120日前には告知することが大切です。