日系アメリカ人の文化・コミュニティセンターを訪問。現在ではあらゆる人種、世代が集いコミュニティを形成する中心的役割を果たすようになっています。
photo:01


日本庭園もありました。能の舞台や太鼓のパフォーマンス、コスプレイベントやアメリカで始まったばかりのドラえもん企画なども行われています。
外でも内でもない「ベランダ」という空間のあり方を日本の文化として発信している、というお話が印象的でした。
続いて、日系アメリカ人ナショナル博物館へ。アメリカへの入植、勤勉に働き子供たちを教育してきた人々、そして戦争に巻き込まれて行く歴史。収容所の様子も再現されていました。ヨーロッパでは激戦地に送られたのが日系アメリカ人の部隊でした。アメリカ人として戦地に赴く時、母たちは千人針を送ったといいます。後にユダヤ人を解放した部隊があった事も分かりましたが、多くが明らかにされたのは70年代後半になってからです。日系アメリカ人の国会議員や法律家が誕生したこともその背景にはあったと教えて頂きました。
photo:02


戦時中、日本は日系アメリカ人を見捨てたのか。アメリカの賠償は充分であったのか。様々な議論があった事も事実であり、その上に今の日系アメリカ人の社会は存在しています。

iPhoneからの投稿