8日間でアフリカ3カ国。限られた時間ではありましたが政府要人との会談、在留邦人の皆さんとの懇談、医療、福祉施設などの視察と、それぞれの国の特徴を捉えることができました。日本でお会いしてお話するだけでは分からない実情はやはり現場にありました。
photo:01


基本的なインフラ整備、都市と地方の格差の問題、資源の活かし方と戦略、福祉事業への協力。アフリカは未来が約束された場所のはず、との想いは共有するのですが、やらなければならないことが多すぎて現実的にはプライオリティをつけざるを得ないとも感じました。
外務省、大使館の皆さんの、日の丸を背負ったお仕事にも感銘を受けました。日本の大使館職員の方が政府関係者より先に先方の情報をキャッチしている場面もありました。大国には人数では競争できなくても、信頼感では負けない交渉を日本のビジネス界は展開していられました。そして、ユニセフや世界銀行で働く日本人職員のみなさんの存在も大きいものがありました。国連機関で、子供の教育、農地開拓、福祉、難民問題といった国づくりに関わる事業に携わる日本人の姿は逞しいものでした。アフリカ各地の政府や地方組織を動かす上で欠かすことのできないものになっているはずです。なおかつその90パーセントは私と同世代の女性たちだった事も印象的でした。
54カ国中の3カ国。それでも大きな宿題をあずかった訪問でしたが、一つひとつ前進できる様に私も政治の現場で役割を果たさねばと思っています。

iPhoneからの投稿