手の痺れ(胸郭出口症候群) | 西宮甲子園 KAN−MEDI.整骨院

西宮甲子園 KAN−MEDI.整骨院

甲子園唯一の女性の野球トレーナーがいる整骨院!

トレーナーの経験を生かし野球肘・野球肩・スポーツ障害・肩痛・腰痛・交通事故等の治療・リハビリもやっております。

こんにちは!西宮甲子園KAN-MEDI.整骨院の赤石澤です。

 

最近ある患者様が肩の痛み、腕の周りに痺れを訴えて来院しました。

症状としては「胸郭出口症候群」の症状が出ていました。

 

胸郭出口とは、鎖骨と一番上の肋骨の間にある隙間のこと。
隙間には神経・動脈・静脈が走行・脈動しています。

胸郭出口症候群は、隙間が何らかの原因で狭くなり神経・血管を圧迫させてしまう事です。電車のつり革につかまれなかったり、高いところに洗濯物を干せないなどの症状が多いです。

首の前側の斜角筋の間から走る腕神経叢(わんしんけいそう)が圧迫され、腕から手に痺れの様な痛みがでてきます。

症状として

①つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で、肩甲骨周囲・肩から腕の痛み
②前腕内側と手の小指側に沿ってうずくような・刺すような痛みと・しびれ感・ビリビリ感などの感覚障害
③手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺
④手の甲の骨の間が凹み、手のひらの小指側の隆起(小指球筋)が痩せて細くなる

 

などがでてきます。

 

なので長く続くつらい肩こりももしかしたら胸郭出口症候群かもしれません。