こんにちは。
今回はカスタム備忘録になります。
GSX250Rカスタムのラスボスパーツを遂に手に入れました!
待ちに待った「SP忠男 POWERBOX PIPE」が納品されました!
6月1日に注文しましたが、受注生産の様で納品されたのは約1カ月後の6月29日でした。
SP忠男さん、制作ありがとうございます!
交換に先立ちエギゾーストのガスケットと...
マフラージョイント部のガスケットを別途購入しておきました。
※パーツのリンクはこのブログの最後にまとめました。
早速納品されたPOWERBOX PIPEを開封しました!
取付説明書の他に「自動車排出ガス試験結果成績表」も同梱されてました。
今回購入したパーツは兄弟車のVストローム250と共通の為、同じ書類がVストローム250の分も同梱されてました。
早速交換作業開始です!
まずはスリップオンマフラーのWR'Sを外します。
外したマフラークランプを改めてみると結構サビてました!
これは再塗装案件かも!
WR'Sに付けてたガスケットはこれまで何度か取付、取り外しを行ったせいかボロボロになってました!
別途新品を購入しておいて良かったです!
いよいよ純正のマフラー本体を取り外して行きます。
まずは車体底部のボルトを外します。
マフラー本体が落下しない様に、家にあった空箱を下に置きます。
フランジ側のボルトを4本外したら..
無事にマフラー本体が外れました!
事前にO2センサーを止めていたクランプは外しておきました。
取付説明書ではO2センサーのカプラーを外す様に書いてありましたが、カプラーは車体の奥まった所にありしかもクランプで固定されていて手が入らないので断念しました。
17mmのスパナでO2センサーを外しました。
マフラー本体が車体に付いていないのでうまく力を掛けられずなかなか外れませんでしたが、ハンマーでスパナを叩いたら無事に緩んで外す事ができました!
続いてエンジン側に残っていた純正のエギゾーストガスケットを外しました。
しっかりとエンジンに貼り付いていたので、画像の工具を使って外しました。
続いてマフラー本体に付いているゴム部品を外します。
この部品はPOWERBOXで再利用するのですが、とにかく外すのが大変でした。
外しやすいようにシリコンスプレーを塗布して..
やっとここまで押し込むことが出来て...
無事にゴム部品が外れました!
指が痛くて今回の作業でこれが一番大変だったかも...
外したゴムをPOWERBOXに付け替えました。
はめるのは意外に簡単だった...
※実はワッシャー間違えて下側に付けちゃってます...
次はO2センサーをPOWERBOXに取り付けます。
ケーブルを断線しない様にPOWERBOX自体を車体の下でグルグル回しながら取り付けました。
この後エキパイをエンジンに取り付けたのですが...
ゴム部品にはめ込むワッシャーを間違えて下側に付けていました。
結局エキパイをまたエンジンから外して画像の様にワッシャーを上側に付け直しました。
改めてエキパイをエンジンに取り付けます。
説明書の通り左側(画像奥側)を先にはめてから右側を引っ張って開きはめます。
なかなか力が要ります!
暑い中でまさか同じことを2度やるとは...
エキパイはうまくはまったので次は車体下部に固定しますが、これもボルトがなかなかはまらず力を入れながら引っ張ってやっと固定する事が出来ました!
もう汗だくです!
そしてPOWERBOX PIPEが無事に車体に固定出来ました!
散々素手でマスラーを触りまくったので、変な焼き模様が付かない様にパーツクリーナーで一通り拭いて油分を落としました。
早く乗ってみたい気持ちを抑えて...
サビサビになっていたマフラークランプのサビ取りをしました。
金ヤスリや真鍮ブラシでサビを削り落とし、赤サビを黒サビに転換する赤サビ転換防錆剤を塗りました。
防錆剤が乾いた所で、耐熱塗料で塗装します。
今回使用したのはホルツの耐熱塗料です。
対象箇所はエキパイ程高温にはならない場所なので、塗料を完全硬化させる温度が比較的低い(120℃~140℃)製品にしました。
段ボールで簡易的な塗装ブースを作って塗装しました。
塗装後丸1日乾かしましたがやっぱり塗料が硬化してなくて、指で触ると何となくべたつきます。
対象部品に指紋が付いたら嫌なので、禁じ手のトースターで強制乾燥です!
トースターに塗料の臭いが残る可能性がありましたが、塗料のベタベタが嫌だったのでやっちゃいました!
幸いなことにトースターに臭いは残りませんでしたが、自己責任ですので決してマネはしないでくださいね!(たぶんママに叱られます!)
マフラークランプの塗装が完全に乾き、スリップオンマフラーの取付が無事に出来ました!
POWERBOX PIPE側が純正マフラーの様にすぼんでいないのでガスケットをはめるのにちょっと苦労しました。
さあ、待ちに待った試走です!
効果の違いが判るように試走はいつもの有間ダムです!
遂に念願のSP忠男 POWERBOX PIPEが付きました!
ノーマルの細いエキパイから太めのステンレスエキパイになりました!
WR'Sスリップオンとの一体感も出て、とてもカッコ良くなりました!
やっと自分が思い描いていた理想のハーフカウルGSX250Rになりました!
カッコはともかく、走りに対するインプレですが...
語彙力がなくてうまく説明できませんが、メチャクチャ走りやすくなりました!
まずこれまでの4000~5000回転あたりのトルクの落ち込みが無くなり、4000回転あたりからのトルクが凄く太くなりました!
エンジンブレーキが若干弱くなりギクシャク感が減り、シフトチェンジがスムーズになった感じがします。
音量も心配していましたが、アイドリング状態では逆に低音で太い音になり、従来よりも静かになった気がします。
但し回転を上げると従来よりも明らかに音は大きくなりました。
でも不快な音ではなく気持ち良くエンジンが回っている感じの音です。
今回試走してみて事前に心配していた点については全く問題はなく、逆に軽快な走りになってエンジンの鼓動が気持ち良くて益々走りが楽しくなりました!
※上記の感想はWR'SスリップオンとPOWERBOX PIPEとの組み合わせになります。
今回のPOWERBOXへの交換の際にパーツそれぞれの重さも測ってみました。
家庭用のアナログの体重計なので正確さに欠けますが重さはそれぞれ下記の値でした。
■ノーマル
・サイレンサー部 約4.0KG
・マフラー本体 約3.2KG
■社外パーツ
・サイレンサー部(WR'Sスリップオン) 約1.9KG(-2.1KG)
・マフラー本体(SP忠男 POWERBOX) 約1.8KG(-1.4KG)
自分のGSX250Rの場合ノーマル状態から約3.5KG程軽くなっている様です。
バイクは軽くなればなるほど軽快になりますので軽さは正義ですね!
今回の試走距離は90.0kmちょうどでした!
暑くて日中は無理なので5時起きして朝駆けしてきました!
今回は念願のPOWERBOX PIPEへの交換を実施しましたが、純正パーツからの交換による性能ダウンはなく、とても軽快になり益々バイクに乗るのが楽しくなりました!
安いパーツではないだけに正直心配しましたが、交換して本当に良かったと思います!
●今回使ったパーツ類です
※POWERBOX本体です。とても制作精度が高くて安心して取り付け出来ました。
※気持ち的にこちらも替えましたが、ノーマルのガズケットの再利用でも大丈夫だったかも...
※こちらは排気漏れの原因になるので換えた方が良いです。
ただ純正パーツはAmazonでは売ってなくて、結局楽天で購入しました。
※これが無かったらあのゴムは外せなかったかも...
※高温になるマフラーに効果があるのか不明でしたが、赤さびのままは不安なので塗布してみました。
※もっと安い耐熱塗料もありますが、塗料が硬化する温度が比較的低いのでおススメです。
※このソケットはエキパイの取り外し、取り付けにとても重宝しました!
と言うか、これが無かったら大変だったかも...
※当記事は個人のカスタム記録になりますので、今後不具合が発生する可能性もありカスタムに成功した例とは限りません。
この記事を参考に同様のカスタムを行って不具合が発生した等について当方では責任を負えませんのでその旨ご了承ください。