こんにちは。
タイトルの件ですが、そろそろブレーキパッドの交換時期かなって思ってパッドの状態を確認してみました。
まずはリアパッド。
全然減ってないのでリアは問題なしです。
お次はフロントパッド。
GSX250Rのフロントパッドの残量ってほんと確認しずらくて、目視がうまく出来ないんでスマホで撮ったらメチャメチャ減ってる感じ!
えっ!やばいじゃん。
早速純正の品番をパーツリストで調べたら「59301-48811」でした。
Amazonで検索したら税込4,901円に送料500円で5,401円となかなかお高い。
で、モノタロウだと税込4,892円(送料込み)とちょっとお安い。
でもせっかくなら違うのも試してみたい...
って事でAmazonでこちらを注文しました。
純正とほぼ同等の制動力でローターへの攻撃性は少なく、持ちも良いらしいです。
注文したパッドが届いたので早速交換作業開始です!
さくさくっとキャリパーを外します。
ちなみに台にしてるのは高さがあるお風呂用のイスです!(笑)
お風呂用に買ったけど高さがありすぎて今は踏み台替わりに使ってます。
キャリパー周囲はブレーキダストでめっちゃ汚いです!
早速パッドの様子を見てみますが...
あれ?
まだ結構パッド残ってるじゃん!
パッドの残量をノギスで調べてみたら薄い所で2.3mm、厚い所は3.2mmある。
今回買ったパッドと比較してももう少し行けそうな感じです。
スマホのカメラだとサイズ感が判らなくてメチャクチャ減ってる様に見えたけど、これならまだもう少し使おうかな。(自己責任です)
皆さんはどの位で換えてるんだろう?
と言うことで純正のパッドを引き続き使うことにしました。
※残量見ながらちょっとだけね
なので中性洗剤を薄めたお湯で洗っちゃいます。
※屋外は寒いのでお湯です!
パッドが新品みたいに綺麗になりました!
お次はキャリパーも洗います。
メチャクチャ汚い...
ブラケットも外してゴシゴシ。
洗剤を入れたお湯がみるみる真っ黒になって来ました!
パッドピンは汚れが酷くて洗うだけじゃ落ちなかったので耐水ペーパーで磨いてコンパウンドで仕上げました。
これなら気持ちよくパッドがスライドしてくれそうです!
パッドピンには段付きも無く転がしてみましたがゆがみもありませんでした。
キャリパーのピストンもスジが出来ていたのでピカールで磨きました。
パッド残量が多かった側のピストンはやっぱり動きが悪かったです。
ピストンの動きが均一になりピストンの戻りも良い感じです!
<ご注意>
■パッドを外した状態でブレーキのレバーやペダルを操作し過ぎるとキャリパーからピストンが抜けてブレーキフルードが漏れてしまいますので十分にご注意ください。
■2ポット以上のピストン(対向ピストンも含む)があるキャリパーは1つのピストンを押し込むと別のピストンが油圧で出て来てしまい、最悪の場合ピストンが抜けてブレーキフルードが漏れてしまったりホース内にエアーが入ってしまいます。
ピストンを押し戻す際には必ず全てのピストンを均一に戻す必要がありますので十分にご注意ください。
■万一ブレーキフルードが漏れたしまった場合、ブレーキが効かなくなる等大変危険な状態となりますので絶対にそのバイクには乗らずに直ぐにバイク屋さんにご相談してください。
■ブレーキには専用の油脂類の塗布が必要な箇所があり、逆に油脂類を塗ってはいけない箇所もあります。
また、各所のボルトは定められたトルク値で正しく確実に締め付ける必要があります。
ご経験の無い方はバイク屋さんにお任せする事をお勧めします。
最後は必要な油脂を各部に塗布して...
規定のトルクで取り付けて無事にキャリパーメンテ完了です!
キャリパー周りがピカピカになって気持ち良いです!
ブレーキレバーをスコスコしてキャリパーピストンを戻していざ試走です。
本日の試走距離は14.3kmでした。
パッドを新品にしたら100km位試走するつもりでしたが、掃除して元に戻しただけなのでこの位で良いかなって感じです。
走行中のブレーキの効きも問題なしでした。
本当は新しいパッドで試走したかったんですけどね。
購入した新しいパッドはGSX250Rの専用引き出しに収納して残量を見ながら次回のお楽しみにしたいと思います!
※当記事は個人の整備記録になりますので、今後不具合が発生する可能性もありメンテナンスに成功した例とは限りません。
この記事を参考に同様のメンテナンスを行って不具合が発生した等について当方では責任を負えませんのでその旨ご了承ください。
ちょっと追記です
頂いたコメントにノギスの事があったので、ノギスについてです。
自分が使っているのはダイソーの100円のノギスとAmazonの安物です。
■ダイソーのはちょこっと調べたい時にサッと使えるので重宝しています。
12mm以上のボルトのサイズを測る時とかに良く使っています。
10mmや12mmは大体見て判るんですがそれ以上(それ以下も)は大体間違えて工具持ってきて工具箱への往復になるので、無駄な抵抗はしないでノギスでサクっと測ってます(笑)
※所詮素人なんで...
プラスチック製なのでうっかり車体にぶつけても傷が付きにくいので重宝してます。
※当たり所が悪いとやっぱりキズは付きます!
■Amazonのはデジタルである程度正確に調べたい時に使ってます。
これも1,000円以下の安物(確か780円)ですが、意外に正確で重宝しています。
めったに登場しませんが、画像に残す時とかにはとても便利です!
プロから見ればおもちゃかもですが、素人には十分です!
ただ、安物だからか電池を入れっぱなしにしておくと使ってなくても電池が消耗してしまうみたいなので、普段は電池を外して保管しています。
子供との遊びで色んな物を測って「さて、これは何ミリでしょう?」ゲームにも使えて楽しいですよ!(笑)