GSX250R ドライブレコーダ取付 その1 | makisanブログ(GSX250R)

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25年ぶりにバイク乗りにリターンしました。

装備したい機能の1つだったUSB電源の取り付けがようやく終わり、またひとつ自分好みのGSX250Rになりました。

もう1つ前々から装備したいと思っていた機能のひとつ、ドライブレコーダーについてネットで色々と調べまくっていました。

 

メディアでは毎日の様に煽り運転の報道がされていて、事故だけでなく後方からの煽り運転にも対応出来るように、これから付けるなら前後に付けたいと思っていました。

 

2カメラ対応のドライブレコーダーでは、本体にモニターが付いているタイプが多数販売されていますが、GSX250Rにはモニタを付けるスペースが無いのと、付けたとしても壊されたりSDカードを抜かれたりといったイタズラも心配だったので、シート下かリアカウル内に本体を入れて、データは通信で取れるタイプを探していました。

モニタ付きをシート下に入れても良いですが、なんとなくモニターなしの方が故障しないかなと思い、ミツバサンコーワのEDR-21かBlueskyseaのB1Mの2機種に絞りました。

 

ミツバサンコーワのEDR-21は国産でしかもETCでも有名なメーカーの物なので信頼性やサポートも安心だと思いますが、Amazonで23,837円(GPS無しタイプ)と価格がかなりお高めです。

BlueskyseaのB1Mは中国製ですがAmazonで14,799円とEDR-21より1万円弱安いのとUSBから給電出来るケーブルが付いている点に魅力を感じB1Mを購入する事にしました。

 

B1Mには32GBのmicroSDが付いているのですが、SanDiskのmicroSDXC ULTRA 128GB

も併せて購入しました。

 

 

 

まえおきが長くなりましたが、注文の翌日には品物が無事に届きました。

 

早速開封しました。

写真中央の赤枠がUSB給電ケーブルになります。

電源ケーブルはバッテリー(+)、イグニッション(+)、アース(-)の3本でイグニッションの配線をまた探す必要があるのと、やたらとケーブルが長くかなり余りそうな予感がします。

 

先日搭載したUSB電源は2ポートタイプで、1ポートはスマホの充電に使いますがもう1ポートは今のところ用途が決まっていないので、このポートを使って簡単に接続する方法にしました。

カメラのケーブルはカメラ本体から30cm程の長さで、本体とは延長ケーブルを繋いで接続するタイプです。収納スペースの少ないバイクでは、ここも選定ポイントの1つでした。

 

まずは本体を収納する場所決めです。
シートやリアシート、カバー等を取り外し、収納出来そうな場所を色々探しました。
ETCの下のカバーを外すと、そこにも少しスペースがありますが、ETCの余ったケーブルが既に結構入っていました。
最終的に車載工具の後ろに丁度良いスペース(図の赤枠部分)があったのでここに決めました。
 
もう少し解りやすく上から撮影しました。
取り付ける場所をシリコンオフで脱脂し、本体に貼ってあった両面テープを剥がして取り付けました。
意外にしっかりと取り付けることができました。
 
本体の位置は決まったので、次は後方のカメラの位置決めです。
自分のGSX250Rは「ENDURANCE」のフェンダーレスキットでフェンダーレス化しているのですが、このメーカーのキットは、純正のリフレクターを再利用するタイプで、このリフレクターがカメラの取り付けにとても役立ちました。
 
上からの1枚です。
この取り付け方法の場合、カメラの左右の向きは調整できますが、上下の向きは調整できません。
失敗すると上に向き過ぎたり、下に向き過ぎたりしてしまい、調整するには車体から外して両面テープの貼り直しが必要になってしまうため、位置決めに結構緊張しました。
最終的に工具箱にあった水平器でカメラが水平になっている事を確認して貼り付けました。
 
次は前方のカメラの位置決めです。
B1MはWifiでスマホと接続する事ができるので、手元でスマホの映像を見ながら位置の調整ができるのでとても便利です。
GSX250Rのライト下は丸みを帯びた形状で平ではありませんでした。
その奥に平らなフレームがあったのですが、そこだと奥過ぎて映像の上下に車体が映り込んでしまうため、丸みを帯びた部分を脱脂してそのまま貼り付けました。
両面テープの接着面の長さは3cm程なのですが、張り付いた部分は1.5cm位です。
接着強度は結構あるのでとりあえずこの方法にして、将来剥がれたら別の方法を考えたいと思います。
 
2020/2/23追記
フロントカメラはこの位置だとフロントフェンダーに当たってしまい、フロントフェンダーにキズが付いてしまうことが判明。後日改めて詳細を記したいと思います。
 
次はコントローラーの位置決めです。
このコントローラーには、映像をロックしたい時に押すボタンが付いています。
また、ランプがあり、赤いランプで録画状態であることを知る事ができます。
緑のランプはWifi状態であることが判るランプです。
音声もこのコントローラーから拾っている様です。
いざという時にボタンが押せるように、ここに貼り付けました。

本体の場所、前後のカメラ、コントローラーの場所が決まったので、いよいよケーブルの配線です。
前回取り付けたUSBポートのうち一つをマルチバーホルダーから外しました。
 
USBポートはタンクの中央あたりから伸びているので、前方から後方へ向きを変えて配線しました。
前方カメラとコントローラーのケーブルも合わせて、本体側に配線しました。
 
大まかなルートを図にしてみました。
フレームの上を通っている様な図ですが、ルートが解りやすいようにしているだけで実際にはフレームの内側をはわしています。
それぞれをインシュロックで束ね、熱源に触れない位置を考慮して配線しました。
添付されていたマニュアル(日本語がかなり変)には「点火プラグなどの高電圧回路から離す必要がある」とあるので、ちょっとプラグに近いかなと思いますが、映像にノイズが入る等不具合があればルートを改めて検討したいと思います。
 
左側からフレームを横断して右側へ渡り、バッテリー横を経由して、一旦テールカウル内へ入り本体に接続しました。
後方カメラは、本体に近いので延長ケーブル無しで本体へ取り付けできました。
バッテリーとリアショックの間にあるのが、USB電源の接合部です。
念のためビニールテープでグルグル巻にしてあります。
 
別角度からの1枚です。
 
こちらも大まかなルートを図にしてみました。
この図も概要図ですので、フレームの上を通っている様に見えますが実際にはフレーム下を通っています。
 
シートの間のカバーを付けたところです。
この位置だとmicroSDを抜く場合は、このカバーを外さないと取れません。
Wifi経由でデータにアクセスする予定なので、microSDはほとんど触らないと思います。
位置的に雨が降った際にはこのカバーに沿って雨が流れ込む可能性があり、レコーダー本体が濡れてしまうので何か工夫が必要かも知れません。
次回対応しようと思います。
 
WiFiで接続してスマホに画面を写してみました。
前後のカメラの切り替えや前を大きくして後ろを小さく表示、またはその逆もできます。
映像を映した状態で走行してみましたが、映像が飛び飛びで表示されるのでこれはあまり使えない感じでした。
 
作業時間は各部の位置決めや配線、カウルの脱着で3時間位かかりました。
一通り終わったところで試走してみました。
 
往復100km弱走り、自宅に帰ってからスマホ経由でデータを抜き取ってみました。
前方カメラの画像です。
コントローラのボタンを押すと、押した瞬間の画像が記録されました。
ナンバーは念の為隠しましたが、ナンバーよりも小さい運輸支局名がハッキリと写っているのが解ります。
 
後方カメラの画像です。こちらもハッキリと文字が写っています。
角度も丁度良かった様で安心しました。
 
動画の方は3分間で260MB位のファイルになっていました。
Wifi経由でスマホにダウンロードしましたが、転送速度が非常に遅く265MBのファイルのダウンロードに5分位かかりました。
これはちょっと想定外の遅さで、スマホを再起動してみたりPCやタブレットで試してみる等をやってみるべきでした。
この遅さが仕様だとしたら、やはりmicroSDを抜いてPCで確認する方法も考慮する必要がありそうです。
ダウンロードの前にスマホで録画された映像を再生しましたが、カクカクしたり映像が途切れたりして、ちゃんと録画されていないのかと思いましたが、ダウンロードしたファイルをPCへ転送して再生した所、とても綺麗に録画されていて安心しました。
 
試走してみての課題は
 ●レコーダー本体上部にカバー
  レコーダー本体に雨水が直接かからない様に、上部に何かカバーを付ける。
 ●レコーダー本体をマジックテープで止める
  microSDの取り出しが今回の方法では困難なので、レコーダー本体をマジックテープ
  で取り付け、メインのシートを外すだけでmicroSDの抜き差しが出来るようにする。
 ●Wifi性能の再確認
  ダウンロードの速度が遅かったのが、スマホの問題なのか仕様なのかを色々と試してみる。
 ●前方カメラの水平位置調整
  前方カメラの水平位置が傾いていたので次回調整する。
 ●USBポートからの給電について
  ドライブレコーダーを付けた他の方のブログ等を見ると、USBからの給電では不具合が
  出たという記事を目にします。
  しばらく様子を見て、やはりUSBからの給電がダメだったら電源コードからの給電に
  切り替える予定です。
 ●USBポートの位置変更
  ドライブレコーダーとは直接関係ありませんが、マルチバーホルダー左側に残した
  スマホ用のUSBポートは左側だとスマホホルダーの固定ダイヤルの操作がしづらい
  ので右側に移す。
 
色々課題は残りましたが、無事にドライブレコーダーの搭載ができました。
動画は予想以上に綺麗だったので、今後は旅の思い出も作れそうです。
課題をクリアして後々またレビューしたいと思います。
あとは耐久性がどれだけなのか。
安い買い物ではないので、壊れないで欲しいです。
 
 続き
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※当記事は個人の整備記録になりますので、今後不具合が発生する可能性もあり取り付けに成功した例とは限りません。

この記事を参考に同様の取り付けを行って壊れた等について当方では責任を負えませんのでその旨ご了承ください。