GSX250R USB電源取付 | makisanブログ(GSX250R)

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25年ぶりにバイク乗りにリターンしました。

以前(2019年7月6日)メルカリでマルチバーホルダーと共に購入したUSB電源ケーブルをGSX250Rに取り付けてみました。

 

取り付けたのは、下記の製品です。

DAYTONA(デイトナ) バイク専用電源2.1A USB(5V / 2.1A)2ポート 93040

 

 

これまでは、モバイルバッテリーをタンクバッグに入れて、スマホのバッテリーが減ってきたら充電するスタイルでしたが、せっかくUSB電源を購入していたので取り付けることにしました。

 

取付で参考にさせて頂いたのは

シモケンさんという方のブログ「SUZUKI GSX250R 紳士のバイク生活」の中にあった

「SUZUKI GSX250R USB電源の取付」という記事を参考にさせて頂きました。

http://mihiro.sakura.ne.jp/shimoken/gsx250r-004.htm

 

この記事を見ると、GSX250Rには隠れた場所にアクセサリー電源が取れるカプラーがあるとの事で、取り付けの前に早速そのカプラーがあるのか確認する事にしました。

記事では燃料タンク前方のカバーを外すと見つかるとありましたが、残念ながら自分のGSX250Rでは見つける事が出来ませんでした。

そこで、同じシモケンさんのブログの下記の記事を参考に、カウルを取り外すことにしました。

「SUZUKI GSX250R カウリングの脱着」

http://mihiro.sakura.ne.jp/shimoken/gsx250r-008.htm

こちらの記事もとてもわかり易く大変参考になりました。

 

記事を参考に無事左側のカウルを外すことができました。

GSX250Rはカウルを外してもカッコイイです。

 

GSX250Rのカウルは大きく3分割に分かれている為、後で取付の際にビスやクリップが判らなくならない様に、それぞれを分けて保管しておきました。

 

アクセサリー電源のカプラーが見つかりました。

タンク真下のフレーム下にありました。

このままでは手が届かず引き出せないので、長めのドライバーで引っ掛けながら手前に引き出しました。

 

アクセサリー電源の存在は確認できましたので、早速ケーブルの加工に入りました。

シモケンさんのブログを参考に、USB電源の白いカプラー部分を切断しケーブルの皮を剥きました。

 

ケーブルの絶縁には、黒い熱収縮チューブを使うのでケーブルの色が判るように少し長めにしてみました。

 

同じくシモケンさんのブログを参考に購入しておいた090型端子をケーブルに取付ました。

 

熱収縮チューブを通したところです。

 

熱収縮チューブをライターで軽く焙ると、チューブが収縮して綺麗に端子に吸着してくれました。これならショートの心配は無さそうです。

 

カプラの引き出しはここまでが限界でした。

引っ張りだしたアクセサリのカプラにテスターを当ててプラス端子を確認し、端子を接続しました。意外にすんなりと刺すことができました。

この状態でUSBコネクタに充電ケーブルを刺し、スマホをつないでイグニッションをONにした所、スマホが無事充電状態となりました。

USBコネクタ2つとも確認しましたが、どちらも充電状態になりましたので、故障等は無さそうです。

中古で購入しているので、正常に機能するのかとても不安でしたが、どうやら大丈夫な様で安心しました。

 

事前にケーブルに通しておいた太めの熱収縮チューブをカプラーがそっくり入るまで被せ、ライターで軽く焙り収縮させました。

 

熱収縮チューブが太すぎて完全に収縮しなかったので、インシュロックでチューブを固定しました。

 

ケーブルやICユニットは熱源から遠い部分を通して固定しました。

 

電源部の固定が済んだので、ステアリング周りの固定を行いました。

中古で購入したUSB電源のコネクタのうち1つには固定用の部品が付いていましたがもう1つには付いていなかったので、固定用の部品は使わず2つとも黒のインシュロックでマルチバーホルダーに固定しました。多少動きますが、使用するのに影響は無さそうです。

 

前からの1枚です。

固定用の部品は使わず、インシュロックだけで固定しましたが、逆にスッキリした状態で固定できました。

 

乗車位置からの1枚です。

 

取付が完了したところで、全景を撮影してみました。

カウルを外すのと、ステアリング周りの動きを楽にするためジャッキでバイクを垂直な状態にしていました。整備の際にジャッキはとても役立ちます。

シートは外す必要は無かったのですが、アクセサリのカプラをステアリング側へ引っ張るのにタンクを外す必要があり、シートを外しました。

結局今回の位置でケーブルを繋ぐ事ができたのでタンクは外しませんでした。

 

このあと、取り外した順番と逆の手順で、カウルの取付を行いました。

 

カウルを3枚取付終わったところで、床に何やら部品が落ちている事に気づきました。

部品はゴム製で、カウル取り外しの際に外した覚えの無い部品だった為、カウル外しの際にどこからか外れてしまった様です。

このままではまずいと思ったので、結局取り付けたカウルをまた全て外して、どこから部品が外れたのか調べました。

 

パーツリストを見てみると、落ちていたパーツにそっくりな部品がありました。

この部品は「クッション,ハウジング ブレース」という部品の様です。

 

ラジエータから外れたようです。

カウルを引っ張る際に、一緒に外れてしまった様です。

 

謎の部品の正体も判明し、無事にカウルの取付が完了しました。

 

今回の作業で購入したのは

「090型HM/MT【防水】オス端子/M090WP-HM/MT」

 

 

 

Amazonで1端子38円を8つ購入して248円、送料が380円で計628円でした。

端子は2つあれば良かったのですが、かしめを失敗した場合を考慮して余分に買いました。

かしめは無事にできましたので、6個は余ってしまいましたが、何かに使えるかも知れません。

(多分使わないと思うけど...)

 

併せてケーブルの絶縁と防水、防汚の為に熱収縮チューブを購入しました。

「熱収縮チューブ 127ピースセット 絶縁チューブ 防水 高難燃性 収縮 チューブ

 ブラック 7サイズ Φ2mm~13mm」

Amazonで送料込みで293円でした。

 

 

 

2番めに細いチューブ2個、一番太いチューブ1個、試験的に熱収縮を試してみた1個の計4本使いましたが、123個余りました。

こちらは色々なサイズがありますので、今後何かに使えそうです。

これまでケーブルの絶縁と言えば、ビニールテープを巻き付ける方法で行ってきましたが今回熱収縮チューブなる物を初めて使ってみて、とても便利な物だと知りました。

 

購入から約半年放置していたUSB電源ですが、メルカリで購入したUSB電源はヒューズボックスから電源を取る様にヒューズがハンダ付けされていたりと改造が加えられていてどうやって付ければ良いのか悩んでいました。

 

たまたまネットで検索していたら、今回のシモケンさんのブログを見つけて、これなら簡単に付けられそうなのでやってみました。

結果、とても簡単で綺麗に取り付けられて仕上がりに大変満足しています。

 

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※当記事は個人の整備記録になりますので、今後不具合が発生する可能性もあり取り付けに成功した例とは限りません。

この記事を参考に同様の取り付けを行って壊れた等について当方では責任を負えませんのでその旨ご了承ください。