臨床ヒプノセラピスト&公認心理師の真紀です。
ヒプノセラピーのメニューでも
一番人気は前世療法です。
催眠状態に入り潜在意識の奥深くから
湧き上がる前世の人生を再体験して
そこから癒しや気づきを得られます。
前世療法を受ける目的は様々です。
「前世が知りたい」
「自分の使命が知りたい」
「自分の行動や思い癖を変えたい」
「原因不明の体調不良の意味が知りたい」
「モヤモヤを解消して前に進みたい」
「ソウルメイトに出会いたい」
どんな目的であっても大丈夫です。
ご自分が「前世療法を受けたい」と思えば
それで大丈夫です。
先日のクライエントさんは
今のパートナーとの関係がわかる
前世を知りたいとお越しになりました。
ご了承をいただきましたので
できる範囲でご紹介いたします。
Mさんはご主人と二人暮らしで
結婚当初から不安な気持ちがあったそうです。
優しくて、健康で、働き者
共働きで家事にも協力的なご主人
暴力も浮気もギャンブルも一度もなく
ご主人がMさんを不安にさせるようなことは
特に思い当たることがないのです。
なのに、
どうしてかわからないけど
いなくなってしまうのではと
不安でソワソワして
いつも気にかけてしまうとのことでした。
気をつかってしまい自分を犠牲にして
あれこれ世話を焼いて
毎日疲れ切ってしまう。
この不安はどこから来るのか知りたい。
もっと安心して毎日を暮らしたい。
そんな思いでお申込みされました。
カウンセリングでじっくり
今の思いをお聞きした後
催眠へ段階的に深く入り
その不安が生まれた元となった時代へ入って行きました。
訪れた前世の世界は
19世紀のヨーロッパの農村の風景
30代の女性でした。
旦那さんと幼い息子さんと家族3人
貧しいながらも幸せに暮らしていました。
ある日、不慮の事故で
幼い息子さんを無くしてしまいます。
趣味の刺繍に夢中になって目を離したすきに
井戸の中に落ちてしまい
帰らぬ命となったのです。
息子がなくなったのを自分のせいだと
強く思い自暴自棄になってしまいます。
毎日息子を思い、自分を責め続けます。
やがて病に倒れて亡くなります。
最後まで息子の死を悔やんでなくなりました。
その幼く亡くした息子こそ
今世でのMさんのご主人でした。
前世の人生を終えたその後
ハイヤーセルフからの
メッセージを受け取った後
フューチャーペーシングと言って
未来へ行ってこの先のMさんの暮らしが
どうなっているのかも体験しました。
催眠から目覚めたMさんは
自分でもびっくりするくらい
たくさんの涙を流されてました。
その前世からMさんは
自分の不安は今世のものではないと知りました。
「なんだかスッキリしました。自分がやりたいことが見つけられそうです。」
と、不安な気持ちは涙と一緒に浄化されたかのようでした。
前世療法は自分で体験しながら
今世の自分と切り離した目線で
たくさんの気づきや癒しが生まれます。
潜在意識の中に癒しの力があって
必要な前世の時代へ導いてくれるのです。
「前世を知りたい」と感じた時点で
潜在意識は今のあなたに必要な
前世の時代を準備してくれています。
前世を体験してより良い未来を歩んでいきます。
お読みくださいましてありがとうございます。
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