臨床ヒプノセラピスト&公認心理師の真紀です。
デンドロビウムが今年も美しい花を咲かせてくれました。
母が生前に大切にしていた鉢植えを
実家の姉からおすそ分けしてもらい育ててます。
母のお祖父ちゃんは蘭の名人で
熊本の母の実家では温室に
数え切れなきくらいの鉢植えがあったそうです。
大切に蘭の世話をするお祖父ちゃんを
見て育った母は見事に蘭名人を受け継ぎました。
ですが、せっかく姉から分けてもらったのに
東京の我が家に来てしばらくは花芽をつけることなく
難しいなぁ、と感じてました。
今から3年前のそんな頃
ヒプノセラピーの練習で
クライエント役になったときです。
悲嘆療法でおばあちゃんい会いたいと言ったら
お祖父ちゃんが出て来ました。
悲嘆療法とは
今世ではもう会えない魂と再会して
伝えたかったこと、やり残したことなど
未完のコニュニケーションを果たして
癒しや気づきを得るセラピーです
私は母方のおばあちゃんに会いたいと
セラピスト役に方に伝えました。
ところが来たのはおじいちゃん。
セラピスト役の方が間違えたわけではありません。
「あれ?おばあちゃん呼んだのにお祖父ちゃんが来た。」
と、戸惑っている私に
「ばあさんはよくわかってないから、ワシが来た」
と、お祖父ちゃん。
幼い時のお祖父ちゃんはとても怖かったので
私は懐かしいながらも緊張してました。
特に会話らしい会話もなく
「では、お祖父ちゃんに帰ってもらってもいいですか?」
と、セラピスト役の方のセリフに
お祖父ちゃんが蘭の名人だったことを思い出して
「蘭はどうしたら花芽がつくの?」
と、質問しました。
帰ろうとしていたお祖父ちゃんは
振り向いて大きな声で
「な〜んにも難しくない!愛情じゃ!」
その一言から3年。
お祖父ちゃんのおかげで
今年はたくさん咲きそうです。
お読みくださいましたありがとうございます。
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