プラセボ効果を信じますか?
プラセボ効果とは
偽薬効果とも呼ばれていて
薬効成分のない偽薬にもかかわらず
病気が回復に向かったり
治癒することを言います。
フランス人の薬剤師エミール・クーエは
自身の著書の中でこう明かしています。
ある日、患者からいつもの薬じゃ
効かなくなったから新しい薬が
欲しいと言われました。
クーエは自分のところにある薬が
すでに期限を過ぎいて
色褪せていたため、一旦は断わります。
するとその患者は
「その名前の薬は効くから、古くなっていてもいいから売ってくれ」
と懇願しました。
クーエも「では責任は取れませんよ」
と売ることにしました。
数日するとその患者が
「あの薬をのんだら病気が治った」
とお礼を言いに来たのです。
クーエは驚きましたが
「薬を飲めば、病気は必ず治る」
という思いが働いたと考えに至ったのです。
治るという思いにこそ効果がある
クーエは薬剤師をやめ、
「クーエの自己暗示療法」
という治療法を始め、
世界的に有名になりました。
暗示によってさまざまな
治療困難な病気を解放してきました。
クーエが薬剤師をしていた19世紀は
まだ「プラセボ効果」は発見されておらず
想像力が薬効に影響するとは
考えられていませんでした。
さらに、
人生にとっても良い思いを飲むことが大切である
と、クーエは
暗示文を毎日 繰り返し唱えて
肯定的な宣言をすることで
人生も良くなることを提唱しました。
その肯定文は、
「日に日にあらゆる面で私は良くなっている」
"Day by day,in every way,I'm getting better and better"
これは全てのことに対して
最高のアファメーションです。
毎日 十回、繰り返します。
実際に、この暗示だけでさまざまな病気が治っていったそうです。
ある研究では偽物の鎮痛剤を
処方された患者は、
それが偽薬と明かされた後でも
引き続き鎮痛効果を得ていたそうです。
信じる者は救われるとはこのことですね。
例えそれが思い込みであっても
効果があると信じることで
本当に効果が得られてしまう。
潜在意識が信じ込んでしまえば
嘘であると明かされても
効果が持続するのです。
潜在意識の力は大きいです。
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