キャンプ場の作り方(3) | マキオカのネイチャーな日々

マキオカのネイチャーな日々

山梨県の牧丘に手作りの2区画だけのキャンプ場を作りました。

広い空には満天の星。
ティピィの煙突からはバーベキューのけむりと笑い声。
ハイジのブランコは空まで届きそう。

いるだけで気持ちが和んでいく。そんな不思議なキャンプ場から贈ります。

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。


運命の土地・・そこは熊男のうちの裏の農道を上ったところの野原でした。


「なんか、ここ、気持ちいい。」


そこは東側に沢があり、西に農道、北に山を背負い、南がひらけ、山々を見渡せる土地でした。

「うぉぉ。風水的にもなんかいいかも。ここにする!」


ってな感じで、またまた単純な動機で熊男におねがいしました。


「で、どのくらいの広さ、欲しいだ。」

「うーん、思い切って・・50坪ほど?」

「ばかいうでねぇ。こんぐらい買っとけ。」

「!・・・・・」


熊男は図面をざっくり赤鉛筆で囲いました。

それはどう見ても当初の予定の10倍近く・・。


でも気の弱い私たち。熊男にはいやって言えず、なんとか土地代をしぼりだしたのでした。


※ここで、アドバイス。

不動産屋さんに頼まない場合、いろいろ難しいことが出てくる可能性があります。

初めにきっちり条件を言っておきましょう。

人間同士の交渉事です。ましてや間に入って下さる方のご好意に頼ってのお話の場合、初めの予定とずれることもあります。

感謝の気持ちと、現実をふまえた感覚をしっかり持ち交渉してください。


あと、これは後から知らされたことですが。

初めに熊男に「何時ごろ伺ったらご迷惑になりませんか?」と聞いたのですが、「農家はいつだって忙しいだ!」と言って教えてくれませんでした。

そこで、自分たちなりに気を使って迷惑にならない時間を考え、昼食の終わる12時半ごろ伺っていたのですが、実はお昼寝の時間ですっごく迷惑だったとか。

大人が昼寝を毎日するっていう発想がありませんでした。

早く言ってよぉ!10年後にいわれてもさぁ・・。


自分の世界の常識だけで行動すると失敗することがあります。


農家の方は想像しているよりとってもお忙しいです。迷惑にならないようにしましょう。


つづく