itがもたらしたモノとは | webマーケティング会社 社長のひとりごと

webマーケティング会社 社長のひとりごと

小企業向けのSEO対策、ホームページの制作、更新をしていますインターネットで世界を日本を変えていこう!!

東京に来て、はや15年たちます
 
移り変わりの早い社会の中で
 
webという仕事をさせて頂いております
 
 
最近、ふと思うのですが
この15年で社会は良くなっているのか?
 
という事です
 
いかがでしょうか?
 
良くなっている!!と思った人は
 
少数なのではないかと思います。
 
便利になっているはずなのに

あまり、豊かさを感じない・・・

なんだか、おかしい事になっているのではないでしょうか?
 
 
 
it化が進み、昔よりも

商品やサービスが比較しやすくなりました
 
情報も手に入りやすくなり

学習もしやすくなっていると感じます。
 
IT技術のおかげで
 
新しいサービスがたくさん生まれています
 
これだけテクノロジーが発達して

情報が手に入り
家にいても楽しめる時間が増え
 
便利になっているはずなのに

なのに
なのに
なのに

少しも豊かさを感じない笑
 
生活に活気を感じない
将来に夢がもてない・・・
 
これは一体、なぜでしょうか?
 
東京には、たしかに人、物、金
 
が溢れています
 
なんでもあるはずなのに

なぜか心が空虚になる時があります
 
世の中は、個人主義、競争、比較、格付け、ランキング
 
周りを見渡しても、競争ばかりです
 
競う事で確かに、街は発展したのかもしれません
 
しかし、視界に飛び込んで来るのは

こんな看板だらけ、広告だらけの街並みです
 
 
隣の店よりもいかに目立つか?
 
に注力するばかりで、

そこに、文化に対する思想はありません。
 
日本らしさ?は

この風景の、どこにあるのでしょうか?
 
商業主義が行きすぎた結果、日本の文化的な資産は、目減りしているようにしか見えません
 
日本は新しいものを取り入れるのは上手いのですが
 
古いものを活かす知恵にかけているように感じます。
 
 
去年ヨーロッパを旅行しましたが
 
街並みがとても美しく、絵になります。
 
クロアチアにある、街では広告の規制し、屋根や建物の色を統一しています。
 
ここには、個人主義と商業がうまくまざりあった
 
独自の文化が息づいていました。
 
広告をやめて、みんなで同じ色の屋根にするだけで
年間100億の経済効果があるようです
 
 
街を潤す事業として、クロアチアの過疎化した街に活気を与えています。
 
ちなみに、この街、バスで2時間以上かかります。
 
それでも大人気なのです。日本も、文化をより大事にする事で、より多くの外国人を
観光で呼び込むことができるのではないでしょうか?
 
江戸をテーマにしたまちづくりが、もっとあってもいいように思います。
 
 
話は、少し変わりますが
日頃、感謝をしているでしょうか?
 
不便な場所にいくと、火や水、家のありがたさを感じます。
 
テントで寝て、地面の冷たさ、火の暖かさを
 
最後に感じたのはいつでしょうか?
 
なんでもある生活に慣れてしまうと、
 
「当たり前」に感謝がなくなってしまいます。
 
人の不幸は、当たり前に慣れてしまい
 
足元を見なくなった時から、始まるのかもしれません。
 
 
バスかあって当たり前。
電車があって当たり前。
 
疑わずにあるものが、少しでも止まると、大騒ぎする。
 
これは心の「ゆとり」
 
人への「思いやり」がなくなってしまったからでは、ないでしょうか?
 
競争ばかりしていると、ひととの比較にばかり目が行ってしまいます
 
そして、人と比較することで、人は自信を無くし
 
卑屈になってしまいます。
 
卑屈になると、自尊心が低下して、不安になります。
 
不安の正体は、全て、人との比較なのです。
 
そもそも、人と比較した幸せは、本物の幸せではありません
 
 
これからの時代に必要な事
 
それはテクノロジーだけではなく「心」
 
豊かな人とは、こころが豊かな人のこと
 
人を許せる人のこと
 
自分を笑える人のこと
 
テクノロジーを使って、人の心を豊かにする
 
これからの自分のテーマであり、会社のテーマでもあると、感じています。
 
たまには、焚き火を囲み、考えてみる必要があると感じます。