わたしの真夏の夜の夢⑤(final) | みやみの『住めばmiyako』

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2025年

 

そうして迎えた10回目。

最後と決めた真夏の夜の夢当日となりました。

 

今回はしらん間に水面下ですでに募集がかけられていたようで、勝手に立ち上がっていたLINEグループにはすでに27名の参加者が。

 

当日のサプライズも含めると、スタート時は30名ほど。

これまた圧巻の人数です。




 

ひろりん先生、ありがとう!




最後とアナウンスをしたこともあり、初参加の方も多くいらっしゃいました。

 

ずっと参加してみたかった、最後と聞いてチャレンジを決めた、この日のために練習してきた、そんな言葉をいただけたのは、主催者冥利につきました。

 

いつもはスタート前に簡単な自己紹介がありましたが、今回はそれやってっと何分かかるかわからなかったので笑、割愛し簡単にらんな~さんからのブリーフィング。




 

そして、出発前にわたしから一言。

 

「これは、小田原まで行く企画です。みなさんどうか目指して下さい」

 

この言葉がすべてでした。

どうかそれを忘れずに、進んでほしいなと切に願いました。

 

この日は近年に比べると、いくぶん体感楽な気温。という勘違い←の中、序盤のアップダウンをヒィコラ進み(実はこの区間がいちばん難所)

 

いくつかのコンビニエイドを経たあと、今年も大和に女神降臨キラキラ

 

みんなのオアシスあっちむさんエイドキラキラ




 

今年はそうめんまで用意していただき(つゆも水筒で持参してくださる神対応)、一口お握りやフルーツやドリンクも。ランナー目線で用意してくださる、そのラインナップはお見事すぎる!

 

三年間ありがとうございます。

ほんとうにこの存在に、どれだけ救われたかわかりません。

 

物質的なモノはもちろん、この企画を応援してくれる、こんな企画を認めてくれる、その気持ちがなにより嬉しく救われてました。

 

あっちむさん、ほんとうにありがとう!(またみなみ伊豆で!)




 

大和を過ぎるころには、すでにあたりは真っ暗。時間の感覚も薄れてきます。

 

海老名あたりのエイドでは、幾人かが離脱。

 

ここやこの先の厚木あたりが駅にも近く離脱しやすく、計画的に使うポイントですが、まだまだ真夏の宵の口。夢をみる時間ではないのです。

 

厚木を過ぎるといよいよ終電がなくなると同時に覚悟を決めねばなりません。

 

それでも、今年は女子が強かった!

 

ひるむことなく進んでいく姿は、びっくりするほどに力強く、数年前には10キロないしは20キロほどで離脱していたメンツが、真っ暗な善波峠を駆けあがっていく姿は感動すら覚えました(←やっぱり歩き倒した人w)

 

善波峠を過ぎたあたりから、ぽつりぽつりと計画的ウォーキングに切り替える方がちらほら。

 

それでも、大きなアクシデント(攣りや故障や痛み)がない限り、走ったりあるったりを繰り返ししぶとく前へ。だれもが黙々と小田原を目指していました。

 

そしてよーやくたどり着いたいつもの朝食セブン。

朝食のわりには真っ暗ですが笑




 

ここまできたら、小田原は目の前。

ここにいるみんな、完走できる!

 

なぞの河原をずんずん進み、小田原市に入ったところで、いつものうんざりするこの表示。

 

あと11キロもあるんかいー!

 


 

まいど、朝食セブンでらんな~さんが「あと10キロ」とサバ読んで、みんながっかりする地点ですw

 

最後のコンビニを出る頃には、すっかりと空も白々と明け





そして、いつもの大好きな橋の上に。

この写真撮ってくれた人、ありがとう!







ここまでくればもうあるってもゴールできる。

けど、なぜか最後はみんな走るんだよね。




 

少しずつ上っていく太陽とおっかけっこ。

少しずつ見えてくる小田原駅。

 

つぎつぎと駆け込んでくる真夏メンツ。

みんな最後は笑顔でフィニッシュ。






 


最後の真夏の夜が明けました。

 



 

(つづく)