キライの強さ | みやみの『住めばmiyako』

みやみの『住めばmiyako』

いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪


きのーは

ファミレスに行く前に

母の往診があってですね


もろもろ身体を検査したあと

こんどはアタマの検査たる

「長谷川式」と呼ばれている

認知症のテストをすることに。


簡単な引き算や記憶力の確認

今日で何歳になりましたか?という

質問にはロンモチ答えられなかったところ←


メガネ「では知ってるお野菜を10個あげてみましょう」


はーいと元気よく返事して

脳みそフル回転で挑んでいるのを

横でハラハラ眺めていると



にっこり「えーっとレンコン、ほうれん草、、たまねぎ!」


メガネ「いいですね、それから?」


にっこり「んーっと、ネギ、、ほうれん草!」


メガネ「おやおや、ほうれん草はさっき言いましたね」


不満「んー、タマネギ?ハス、、ほうれん草!」


メガネ「惜しい、ほうれん草はもう言ってますよ」


不満「えーっっと、、、ほうれん草!」


メガネ「……」



いえ、

笑ってしまったのはこの'ほうれん草'

実は母がキライな野菜

幼い頃から食卓に上がることはほぼなく

おかげでわたしもオトナになるまで

食べられなかった野菜の一つ


人間の記憶は好きなものより

最後はキライなものが占めるのか?

そしたらわたしはこのテスト

タマネギ、ピーマン、ネギ、セロリ

軽く10個いえる自信あり笑


食べものの好き嫌いはないよって

胸を張っている若人たちよ

大っ嫌いって言えるほど強烈な何かを

もっているのも大事なのかもと

くだらんことを思った夏の昼下がり