お風呂は365日湯船につかりますみやみ@司法書士でございます。(ダレトク情報)
朝晩二回がマストでして、そのビバノンノタイムはほぼ読書。一回20分つかっているためいちんちにして40分、本を読める計算です。(ヒマか)
さいきんはそれまで大事に扱っていた愛蔵書もおしみなく投下。「投下」というのはお風呂で読むため読了時にはしわしわのぼろほろ。もはや表紙なんか溶けてますw(なので基本人からは借りない。もらう前提での借りパクw)
そんでも最近いいやと思うのは、ええ、残り少ない我が人生、この本をあと何度繰り返し読むか、もはやこれが最後かもとおもう、そんな歳にもなったせいです。
そんなわけで、いまは本棚の少数精鋭の中からの一冊を再読。
一昨年の拙宅リフォーム時、仮住まいへの引っ越しのため段ボール数箱という本を断捨離した中で、手元に残した少数のうちの一冊です。
角田光代さんのその本を読むのは、おそらくこれで三回目。
初めて読んだのはもう10年以上も前になるでしょうか。
都度、新たな発見や響く言葉が見つかり、それはそのときの自分の考えや状況や立ち位置で変わることがおおく、同じ本でもおもしろいものだなあと、またひとつ折り目が増えるのです。(気に入ったセンテンスを見つけるとそのページの端を折り曲げるのがクセ)
そして昨夜またつけた折り目には、こんなことが書いてありました。
「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達より、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことの方が、うんと大事」
新しい環境に身をおくことになった子どもを心配する母親に対して掛けた言葉なんですけども。そうだよなー、と思えるようになったのは年をとったからなのでしょうか。
友達100人できるかな、という歌を当たり前のように歌っていたあのころには、わからなかっただろう「ひとり」に対する不安。
それが今では、しみじみわかる。
わたし、'走ること'があれば、ひとりでもぜんぜんへっちゃら笑(いいのか)
基本、まいんちひとりではしってて。
週末もサムみや式で数時間はしってて。
むしろひとりで走るのがすきで←
朝走るために早寝することで人付き合いが悪くなったり
オンシーズンにはラン仲間以外の数少ない友人とも疎遠になったり
けどこれがあるからひとりなんかちっともこわくない。総じて友達、ほんとうに少ないけど←まいんちなんだか楽しいし。
などとおもった本日のラン。
ぽくぽくいつものコースをくるり。
ようやく桜と会えました。