みやみ富士登山競走はしったってよ2023その⑤ | みやみの『住めばmiyako』

みやみの『住めばmiyako』

いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

レースレポつづきます。

 

 

◆◆◆

 

 

そうしてなぞの強い信念で青いマットまでたどり着いたわたし。

 

ちらりと時間を確認し、瞬時に左前方のコースを仰ぐと、無情にも黄色テープが張られ、行く手を遮っているのがわかります。

 

ああああ

ほんとうに関門なんだ

あっこから先にはいかせてもらえないんだ(泣)

 

このどうしようもないやるせなさ、そして行き場のない感情を誰にぶつけようかと思いつつ、いや、そんな感傷に浸っている場合ではない、まずこの人にこの結果を伝えねばと、真っ先にLINEした相手は↓

 

注:写真はイメージではありません

 

image

 

 

我々婦人部の登頂を信じ、早朝から登山を開始、ひとりでてっぺんで待ってくれている刈り上げさん。「てっぺんで待ってますからね」「夥しいご褒美を広げながら」と、事前に連絡をいただいていたので

 

↓ご褒美

 

 

 

これは誰よりも先に伝えねばと、慌てて個別でLINE報告。

 

 

 

 

 

 

ええ、わたしも完走はダイジョウブとおもってたよ(号泣)

 

そんなやり取りの中で、「まもなくかっきぃさんがゴールすると思うので運んでもらってください」という一文を見て、

 

ああ、そうかここで待ってれば、まもなく五合目コース部隊がくるのね、じゃあそんときにひとしきり愚痴を言おう、と気を取り直し、じわじわと現実を受け入れていると、

 

「みやみさんですか?」と声掛けしてくださる男性が。

「みやみさんですよね」とご挨拶くださる女性が。

「あ、みやこさん!」と駆け寄ってくるカズさんが。

 

なんだよ!どいつもこいつもこんなところで捕まりやがって!と、落第部隊でぶーたれ大会w

 

特にわたしのやさぐれ具合たるや、ほんと申し訳ないほどにひどくてですね。

 

初めてお会いしたS尾さんの腕をつかみ、「なんであたしこんなとこにいるんだよぉぉぉ!!」(自業自得です)、「もーおしまい!!二度とこんなことしてしてやんねー!!」(安心してください、もう落第ですから)

 

と、さんざんわめき散らかし、クダ巻き、ふてくされ、しまいにゃ

 

「みんな並んで!!落第組をさらけ出してやる!!」と強引にやらせ号泣写真まで。パワハラってば甚だしいww

 

 

 

※ほんとはみんなこんなチャーミングな女性たちなのですよ!

(この時間、ほんとうにみなさんに救われました。S尾さん、S木さん、ありがとうございました!)

 

 

 

 

 

そうしてひとしきり感情を吐露し、落ち着いたところで五合目コースのゴール付近まで移動して待機。

 

そこには、同じようにゴール付近で仲間を待っていた、そして同じく山頂コース五合目関門に引っかかった←Iさんという男性がいらっしゃり、初対面ながら意気投合。そりゃ同じ苦い水を飲んだ同志。もうとめどなく愚痴の言い合いですw

 

時刻にして10時15分。9時スタートの五合目コースのため、さすがにあと数十分はこないだろうと踏んでいると、

 

キタ…

まだ一時間半もたっていないのに…(ガクブル)

 

あり得ないタイムで1位が飛び込んできて、ほどなくしてぞくぞくとゴールしてくるランナーたち。

 

ナニコレすげーな、と思っていると女子の一位がさっそうと現れ、そっからちらほらと女子がゴール。

 

そろそろか?と思っていると、二時間きってかっきぃ嬢がフィニッシュ。信玄餅食いに遠足に来たわりにはずいぶん速いタイムでつねー(棒)

 

「あれ?みやみさん?ここにいるってことは…」という愚問を制し、あーだこーだ言っていると、すぐにみそらさんもそこへ合流。

 

ひそかにずっとチェックしていたみそらさんブログ。

すげーがんばっていることも、この大会への情熱も

ずっと拝読し、ずっと励みにしてました。

 

お互いたくさん一人で←峠にも行って

試走も繰り返しがんばってきたよね。

だから、わたしたちは言ってもいいはず。

 

「かっきぃ、てめー、一度も試走せず、このタイムで完走するとか、一生ぬるいビールがでてくる呪いかけてやっかんな!(しらんけどw)」

 

まあ、そんな八つ当たりをしたらなんだかすっきり。(性格悪いなw)

 

 

と、とりあえず説教は後から聞くので、先に水を飲ませてくだせええ、というかっきぃ嬢を一時解放し(給水はなぞに離れたところにあった)、

 

改めてIさんのご友人さんのМ子さんとツーショット。

お声がけ、ありがとうございます!

てか、めっちゃ速くて足が長くてびっくり!

 

 

 

そして、五合目コース6位入賞のA部さんに無理くりツーショットをお願いし、(おめでとうございます!)

 

 

 

 

はじめましてののちぼうさんから声をかけていただき(ありがとうございます!)

 

 

 

 

今度はチームパンプキンのはっしーから声をかけられて、ナニコノど平日のランナーほいほいw(みんな仕事しましょう)

 

 

 

 

と、はっしーと二人でスバルラインまで来ておきながら、自分の荷物をピックアップしていなかったことに気が付き(なぜスルーしたw)、荷物預けまで戻ると、ゴールしたてのひさよさんとばったり。

 

おお!よかった、会えた!無事だった?

ええ、なぜかあたしゃここにいるけどなーww

 

 

 

 

そうしてふたりで選手控室たる雲上郭で着替え、道の駅行きのシャトルバスに乗車(12時35分)。40分ほどで到着し、先着のかっきぃさんと合流。

 

しかし、下界の暑さときたら。

富士吉田って涼しいんじゃないのー??

 

もう、日差しがきつくて、ろくすっぽ店もまわれず、というか、自分が今何が食べたいのかまったく脳みそが働かなくてですね。

 

とりあえず参加賞の金券(500円)は消化せねばと、選んだのはこいつ。持ってる間にどろどろに溶けていったことは措く。(コーンじゃなくてカップにしたわたしバンザイ)

 

 

 

 

そして各々、本能のままに購入したものを片手に、日陰を陣取り、ようやく乾杯。

 

 

 

 

遠くにサンプラザ中野さんのライブを聞きつつ、青い空を眺めながら、心地よい風に吹かれていると、なんだかこの一日が夢のように思えてきてですね。

 

それは実に平和で

そしてとても満ち足りていて

うっかりすると幸せだな

 

 

などと

 

 

思ったりしたらダメなんだよーーー!!

そうやって美化されて

またしつこくポチしちゃうじゃねーかーー!!

 

 

そう、この時間が一番やっかいで、どんなレースもどんどんと美化され、それはむしろ、全力で撃沈し「もう二度とでねーー!」とおもったレースほどに、甘美な思い出になってしまうという。

 

あぶねー、あぶねー、その手にはのるか。だってあたしゃ今回2時間20分をオーバー。(山頂コースは五合目を2時間20分以内でのフィニッシュが出走資格)。なので山頂コースの出走権は期限切れ、また五合目コースからエントリ合戦などして二年がかりでなんかやってられっか。

 

そんな強い決意を胸に、八合目あたりから下山してきたmieちゃまを出迎え(ほんとうにナイスランでした!!)

 

ご婦人たちで汗を流し、

 

 

 

 

18時17分横浜行きのバスで、まったり帰路につきました。

 

 

(つづく)