レースレポづつきます。
ハーフを絶望的な気持ちで通過し、
早くも終わったわたしの名古屋。
てか、
よく考えれば1時間44分台であれば
まだチャンスは残っていたと思うんですよ。
そう、「諦めなければ」という前提とおり
気持ちひとつで舵がきれた場面。
ですがそこで、
「終わった」とおもったということは、
どこかで終わらせたい気持ちがあったんでしょう。
「ものごとは想いの強い方に流れる。」
そう、その流れを作ってしまったのは、
ただ、自分の弱気な想いなのです。
そうして迎えた中盤戦。
もはや一ミリもあげられる気力なく、
どーやって完走するかばかり考えていました。
というのも、毎年のことなんですが、
着替えをね、持ってきてなくて。
この名古屋は基本「参加賞」というものは
スポンサーさんのオマケのようなものしかなく(失礼)
ティファニーはもとより、
タオルも
Tシャツも
全部「完走」しないともらえないというケチ厳しさ。
なので、今回もそれを見越して
ゴール後もらうTシャツを着て帰る作戦だったので
DNFだけは許されないと、
まあ、
裏を返せば完走さえすればいいやという
セコさだけに支えられ、
ペースと体感をマッチングさせ、
残りの21キロをぽくぽくと消化。
こっからはびっくりするほどパスされましたね笑
「みやみさん?」とびっくりした表情で
声をかけてくださった髪の長い女性。
練習仲間のももさんにも声をかけてもらい、
給水してるときにも「оさんの知り合いです」と
おっしゃって駆け抜けていった黒いウェアの方。
みんなとっても速くてかっちょよかった。
それに比べてわたしのヘタレっぷりよ涙
(お声かけありがとうございます!)
そうこうしているうちに名古屋城超えて左折
(としたり顔で言ってますが一度も名古屋城見てないw)
曲がるとなんとまあその暑さにびっくり。
そらちゃんともレース後話してましたが
あの区間の日差しが尋常じゃなく
白っぽい舗装路の照り返しがハンパねえ!
参ったなーとさらにちんたら走っていると
左沿道から「みやみさん!」という声が。
あれ?
このたたずまい。このオーラ。
みんな大好きsayoさんじゃん!!
あっちーのもつらいのも忘れて
走りながら「sayoさん?!」とご本人確認。
「そうそう!」とのお返事をもらい、
まさにご本人!テンション上がるー!!
(ありがとうございます!)
ここの区間は短いながらも
スライドできるところでもあるので
ここでも向こう側を凝視。
めっちゃ速いペースでひろりんが。
後を追ってともりんちゃんが。
そのすぐ後にさりちゃんがつづき、
サブ3.5に食らいつくそらちゃんが。
みんなきつそう。
でも諦めてない。
それに比べてわたしの(略)
折り返すと、今度は涼しい風が。
今思うと雨が近づくサインだったのかな。
ここでは向こう側からたくさんのエールをもらい
めっちゃ元気をいただきました。
(たぶん向こう側は日差しをもろに受けててキツイ場所だったとおもいます。そんな中見つけていただき本当にありがとうございます!)
ここまでくると完走はアンパイ。
あとはどれだけダメージ少なく
毒霧吹かず←更衣室までたどり着けるか。
(そこまでがわたしのゴールです!!)
慎重に34キロ地点の坂を上り、
そろりそろりと進んでいると、
左沿道から「みやみさん!」と声が。
んー?だあれ?
バフで顔も見えないし、
ここにいるとのアナウンスもないし、
けど、ぜってーその声は、
「とあこさん?なにしてんの??」
て、応援してる以外ないよねという
謎の質問にとあこさんも苦笑。
わたしもすでにジョグのため、
「はいはい、前行って!キロ4で回りこんで!」
と、無茶振りして撮らせた写真がこちら。
渾身のダッシュありがとうございます!笑
ようやく40キロ地点に差し掛かり
いつものポジションでイツメンの応援を受け
歩道橋が見えたところで右折、
あとはドームを目指すだけ。
ああ、もうすぐ名古屋も終わっちゃうなあ。
どんなレースでも
この残り2キロがわたしはやっぱり大好きで
タイムを追っているときは「まだかよ!!」と
舌打ちしそうになるけども(なってます)
いとおしくて
切なくて
この気持ちはいつもスペシャルなんだな。
ドーム手前で再びsayoさんからの応援。
またまた「東京おつかれさま!」と声をかけ
「ありがとう!」と返すこのやりとり(レース中です)
ほんとうは
「足攣り大変でしたね!」まで言いたかったところ、
センテンス長すぎてムリでしたw(やめなさい)
そうして、いつもの大画面前へ。
なんか書いてあったけど忘れたww
ただ、ドーム手前の時計が3時間38分なにがしで
あら、40分カットは間に合うんちゃう?と
ここでようやく自分のタイムを確認。
それでもここでダッシュすると
最後に毒霧吹きそうなので←
やはりそろりそろりとドーム内へ。
正面の時計は3時間40分なにがし。
ふかふかの床を感じながら慎重にフィニッシュ。
こんなに映えるゴールもほかにないよなあ。
そんなことをおもいつつ。
わたしの名古屋が終わりました。
(つづく)

