それはきっとお祝いなのだ | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

そーいえば先日ランスマを観ていたら、ひっそり自分が映ってました。

 

 

 

 

笑笑

 

数年前の、小布施見にマラソン。閉会式のステージに上がりこんでいた年増のクノイチはわたしですw

 

ちなみに隣りの一休さんも、そんとき一緒に走った仲間(チームパンプキン)。

 

そのときのベストショットがこちら笑。

 

 

 

楽しさしかない小布施見にマラソン。

またみんなでいきたいなニコニコ

 

 

 

 

◆◆

 

 

先日母の介護認定の(今年度の)審査がありました。

 

ケアマネさん曰く、そのままステイでも問題なし。受けても受けなくても良いとのことで、特段の強制はなかったものの、

 

姉と二人で相談したところ、イヤマテ、充分介護度は進んでいるぞと。

 

歩く姿は這々の体だし、

5分前のことは忘れちまうし、

食事だって一人では支度できず、

外出なんて付き添われて半径200mがギリギリの線。

 

間違いなくこの一年で、一段と老いていってると判断し、受けられるサービス向上のために、認定を受けることを申し入れ、

 

そうして迎えた審査当日。

いらっさったのは優しそうな女性。

 

何が始まるのかよくわかっていない母を、姉とわたしで見守りつつ、認定係の方の質問に、ハキハキと答えるのを聞いていると、

 

お母さん いつもはどうやってご飯食べてますか?

にっこり はい、一人で作って食べてます。

 

凝視??

 

お母さん お買い物はどうされてますか?

にっこり はい、一人でコンビニにいってます。

 

凝視???

 

お母さん お金の管理はどなたがされてるの?

にっこり もちろん、わたしがしてますよ

 

凝視????

 

オイオイ、誰の話してるんだ?

一人で買い物なんか行けないし、ご飯なんて作っちゃいねーじゃねーか!爆笑

 

 

お母さん じゃあ立って少し歩いてみてください

 

と、言われるや否や、さっと立ち上がり、とことこ真っ直ぐ歩いていく母。

 

オイオイ、いつもと違うじゃねーか!

ナニソノ、しゃっきりした姿勢爆笑爆笑

 

お母さん はい、わかりました。ありがとうございます。ではまた改めて結果をお知らせしますね。

 

と、係の方が帰るや否や、また、くたあっと枯れ葉のように座り込み、ビクとも立とうとしないのを見て、

 

姉と二人で猛反撃。

 

ちょっとー!なんで嘘つくのよー!

いつも通りに歩いて欲しいのに、なんでここで頑張るのよー!!

 

嘘なんかついてないもん!ホントだもん!大泣きとつべこべと言い張る母。

 

何がホントなんだ?

ホントは歩けるのか?

 

「今(よぼよぼ)」がホントで「さっき(シャッキリ)」がウソ?

それとも「さっき」がホントで「今」がウソ?
 

何がホントで何が嘘なのか、ねー、教えておかーさん!爆笑

 

不吉な予感を抱えて数日。届いた今年度の介護認定は、

 

まさかの、要介護2→要介護1への転落(?)

オイオイ、よくなっちまったじゃねーか!

 

ケマアネさんからも「良かったですね、と言っていいやら悪いらやら」と言われ、家族は、「こんなことなら受けさせなきゃ良かったオエー

 

それを喜ぶべきか憂うべくか。

複雑な心境の家族たち。

 

もちろん、相手はプロなので母の見えすいた嘘は承知で、それでも1へ降格昇格してくれたのは、きっと喜ぶべきことなんでしょうね。ネガティブ

 

そんなわたしたちの一喜一憂を尻目に、本人至ってどこ吹く風。

 

まあいいまあいい、あの日一日頑張っただけのことであっても。「頑張れることを見せたい」と思う、その気持ちがあればまだまだ大丈夫。

 

仕方ない、母の成長を祝おう。

もう退化するしかないと諦めていた中、

まさかの進化、これは奇跡。


昇格おめでとう、おかーやん。