ほんとうのさいわい | みやみの『住めばmiyako』

みやみの『住めばmiyako』

いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

おっかしいなーとツユとも思わず、愛用していた自分を呪ったみやみ@司法書士でございます。

 

数年前からのお気に入り。

スーパーウォータージェル@ニベア(日焼け止め)

 

これな



 

さらっとした付け心地が好みで、ワンプッシュで出る便利さもあり、朝ランや週末ロングの際に、顔に腕にと塗りまくっていたところ、

 

先日立ち寄ったドラックストアで偶然目にしたポップの文字。

 

これはウォータープルーフではありません注意

 

 

……ポーンポーンポーンびっくりマーク

 

 

おいおい、夏なんざ5分も走れば汗だく、てこたあ日焼け止めの効果たるや、まさかの5分で流れていたのか??笑い泣き

 

この数年、んなこと疑いもせず。

もうすでに取り返しがつかない件真顔

 

黒ッッww



 

 

◆◆◆

 

 

 

そうして今年も夏がやってきました。

 

連日の暑さは日常生活を脅かすほどで、日々の報道番組は、「猛暑」ワードで溢れています。

 

そんな中、特に気になるのは、「老人」の「室内」での熱中症。

 

年を取ると五感が鈍くなり、暑さや喉の渇きに気が付かず、本人無自覚で熱中症に陥るとか。

 

うーむ。これは心配だぞ。

 

そうして梅雨明けから連日の実家通い。昼休みを使って覗きに行くのですが、ええ、おそらく一日で一番暑いと思われる時間帯なのですが、

 

おそるおそるドアを開けると、そこには長袖のシャツを二枚とその上にウールのベスト着ている母が。しかも窓をきっちりと締め、当然冷房、扇風機はオフ。

 

おおおおおーーーーい!!!

死ぬだろーーーーー!!!

 

すぐに窓を開けて熱気を逃がし、着替えさせる間にクーラーをオン。寒い寒いと騒ぐ母に対し、汗だくで実家に到着したわたしに余裕はなく。

 

だからーーーーー!!!

それ着るなって言ってんじゃん!!ムキー

 

もうね、これが毎日なんですよ。目を離すとすぐにモコモコの服を着て、クーラーもつけずに窓を閉め切り、渡す水分も「(お腹いっぱいで)飲めない」と言ってその場に放置。

 

ね、お願いだから飲んでください笑い泣き(最後は泣き落とし)

 

そんな昼休みをバタバタと過ごし、そーなるともうね、その一時間、一瞬たりとも笑顔なんて見せられていない自分がいて。

 

そしてまた帰り道々、しみじみ思うわけですよ。

またやっちまったという謝罪と反省。

 

そして常々思うわけですよ。

 

「『ほんとうのさいわい』ってなんだろう」

 

家族の笑顔が一番の幸せ、もし母がそう思っているのであれば、たぶんわたしのこの態度は母をすごく不幸せにしている。「自分のせいで怒っている」「自分が悲しませてしまっている」そう思うことは誰でも辛い。

 

そうわかっていて、わたしはわたしで、その不機嫌を一時的に抑えても、どっかできっと不具合がでてしまう。そのストレスでメンタル崩壊。それは自分の器の問題だけれど、わたしはわたしをちっちゃい人間だと、わかっているからその自分でできる範囲でやっていくしかない。(母には申し訳ないが)

 

もしかして、家族が笑顔でいられるためには、施設にお世話になることも悪くないのかもしれない。ふとそんなことを考える。そうすれば少なくともハード面でガミガミいうことは少なくなり、もっと笑顔で接してあげられるのかもしれない。

 

でもなあ

母はやっぱりここにいたいよなあ

施設で暮らすのは嫌がるだろうなあ

 

けど、ここにいてどんどんみんなの笑顔がなくなっていくのも、きっと辛いだろうしなあ。

いつもニコニコ笑顔で会いに来てくれる、そんな生活とどっちがいいかなぁ。

 

そんなことをぐるぐると考えています。

なにが正解なんでしょうね。

 

幸いクーラー問題は、その後(同居の)姉と話して、姉が朝つけて出勤してくれる、そして、勝手に消さないようにリモコンは姉宅においておく。寒く感じたら毛布かぶって寝てるだろうし、熱中症のほうが心配だよねと。(夜は姉が帰宅後温度管理するとのこと)

 

「ほんとうのさいわい」とはなんだろう。

母にとってのさいわいとは。

 

こっちは母の体調を整えてもらえるところに預けて安心したい。

そうすればもう少し余裕が生まれ、笑顔をみせてあげられる。

 

けれどそれはこっちの都合で、母はただただみんなと暮らしたい。

みやみはいつも不機嫌でこんな顔ムキーしてるけど←ここでみんなで暮らしたい。

 

やっぱり、後者かな。

そうは言っても後者だよね。

それにはわたしも努力しなきゃかな。(ムキー真顔程度には笑)

 

梅雨明けながら、ココロはもやもや。

早く、この太陽のような笑顔で会いにいきたいのに。