持つべきものは友ですね。
昨日上げたポンコツっぷりに、みかねて届いたお気遣いメール
「モルテン、名古屋のエキスポにありますよ!」
「経口なんちゃらの代わりにスマッシュウォーターおすそ分けします」
チームメイトからはカステラの差し入れ
カーボにといただいた船橋屋のくず餅
ここで応援してますから、と直々にメッセージをくださったり、エキスポまで送迎しますよ!との申し出をいただいたり、
パンケーキ活動から、アフターのお話、ホテルはなんとサウナつき!
ああ、やっばり名古屋を走ると決めてよかったなあと思えた前日。
ここまで来るのは、つらかった。
一人でバカみたいでしたけどね。
◆◆
夏ころの自分を思い出します。
あの時期の自分は周りもびっくりするほど走れていて、オトナの部活動では毎週PB更新。ぜったい無理だと思っていたペースで苦手なPRを難なくこなし、
富士山登頂、その三日後に夏の夜の夢、その三日後には真夏の環七走破、という、らんな~さんの仕組んだ←とんでもねえイベントを、これまた食わぬ顔ですべてクリアし、
あの頃はスタミナ、スピード、メンタル、そのすべてにおいて絶好調で、今年は行けるんちゃう?と、誰しも思ってくれていたのですが。
あれはね、ほんとはからくりがあって。
そうかなって思っていたけど、やっぱりそうだったんだってわかったのは、そうじゃなくなってからのことだったから、その時は気づかないふりしてた。これが実力だったらいいなって、自分でも思っていたからね。
時同じくして発症した、目の痛み(リウマチ)。
あれがぜんぶの発端でした。
はじめは目薬だけのところ、途中で超絶痛みを伴うようになったため、ステロイドが処方されることになり、それを服用、していたのですが、それがどんどん量が多くなり。最近かかったドクターいわく「すごい量、飲んでたね。ほぼ一日のマックス」と。
そう、超絶調子が良かったのは、その薬を服用していた時期なんですね。聞けば、「ステロイドホルモン」というのが分泌されて、ある種ドーピングのような効果があるとか。
確かに、マックス飲んでいた時期は、430の30キロもへっちゃら、ペース走もぴっくりするほど速く、巷では「国際、いけるんちゃう?」などと、期待してくれる声もありましたが。
薬の量が減るにつれ、面白いように走れなくなって。
12月を最後に、年明けからは服用中止。
そうして沼に落ち込みました。
ドクターからの説明によると、「離脱症状」というもので、飲んでいた量が多い分、その反動も大きくなるとのこと。もともと、ステロイドで作られていたすんごいホルモン(語彙力)がなくなった+ホルモンをこれまで怠けていた自力で作らなきゃいけなくなったことで、どえらい負担が体にかかっていると。(この症状が完全に抜けるまでは半年から一年かかるとか、怖いことを言うんですのよ、奥様!)
「よくハーフマラソンなんか走れましたね」と。
うんハイテク、つらかったお涙
その後のバイキンは別の問題ですが笑、あれで輪をかけて走れなくなり、沼の底の底に。
走っても走っても、ただつらいだけで。
あれだけ走れたのにと思うとまたそれがつらくて。
「もう、名古屋いかないっ」
と、サミーさんに泣き言いったのは、30キロ走を這う這うの体でキロ5で走ったその翌日のこと。
キロ5で30キロも一人で走りとおせない(←2回休憩したので)、自分がほとほと悲しくなり、とてもじゃないけど42キロなんか走れない、本気でそう思い、その日はお布団かぶって早々にふて寝。
もー、いかねー。
名古屋とかやめる。
もーマラソンなんかやめてやるッ!
と、思った翌々日に2000バルやってるわたし。
しつこいってホント、才能ですね笑
そんなことを言いながら、部活動にはいそいそ出かけ、つべこべ言いつつその翌週にはセオリーとおりのアップラン(ハーフの部)。
なんだよ、やっぱり出たいんじゃねーか。
なんとか悪あがきしてんじゃねーか。
そうして、アップランをキロ4.45で走り終え、なんとなく吹っ切れた自分の気持ち。
ようやくこれっきゃ走れないんだ、と自分で納得できたというか。まだいけるはず、と思う無駄なプライドをそこでようやく捨てられたというか。
「完走目標でもいいじゃん、別に。あんたが何分で走ろうと関係ないよ、そんなん誰も気にしてやしない」
そういうサミーさんに、「自分だけは気にしてる」と言いたかった、そう思ってた、だから自分に恥ずかしくて、名古屋から敵前逃亡しようとしてた。
けど、逃げたらもっとつまんないよね。
こんなわたしだとわかったから。
べつに何分だってどーでもいいや。(居直り)
そうして、目標を下方修正し、ようやく「走ろう」と決めた3月。ちょうど、血液検査の結果で処方された薬も効いてきたのか(また薬かw)、少しずつ気持ちも走りも上向きに。
もちろんまだまだヘッポコだけど、今は本当にこう思う。
「走れるだけで丸儲け」
また目が痛み出しただの、五十肩が痛いだの、ポンコツ要素満載ですが、
わたしは走るよ!
名古屋に行くよ!
そんでもってしっかり走り切るよ!
行くと決めたら、やっぱりわくわくが止まらない。あれが食べたい、あの人にも会いたい、今はもう楽しみしかない(泣いたカラス)
おかげさまで、今先ほど、通行手形もゲットしました。
そんなわたしの名古屋ウィメンズ。
温かい目で見守っていただけましたら。
レース終了、そしてそのレポまでどうぞお付き合いくださいのほど、よろしくお願いいたします。