みやみてっぺん登ったってよ2021年② | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

折しも昨日こんなものがどどんと事務所に届きました。

 

富士登山競走2021年参加賞&パンフレット

 

 

 

すでに自身の脳内においては過去のものとなっておりましたが、やはりこれ見たら、「走りたかったな」という気持ちが改めて沸いてきます。

 

今年は仕事も調整できた。

案外体調も万全だった。

そして当日のてんくら指数はA

 

それで、わたしとかっきぃ嬢がエントリーしていたとなれば、

 

むしろ中止は想定内だったな(´・_・`)むー

 

やっぱり意地でも走らせてもらえんww

 

 

 

 

 

富士山富士山富士山

 

 

 

灼熱の富士登山つづきます。

 

 

7時半に御殿場口を出発した我々。どんなに先まで目を凝らしても、日陰の一つ見当たりません。

 

 

 

 

「じゃあ、マイペースで行きましょう!」という軍曹の号令に従って、黙々と足を動かします。

 

てか、なんだこれ…全然進まねーじゃん…。

 

確かに緩く広くなだらかな登山道ではありますが、火山砂利というのでしょうか、そのクソ歩きにくい地面に足をとられ、実際進めているのは歩幅の半分くらい?蟻地獄の中を登っている感覚(登ったことねーけど)

 

ちょっとまて、これ、どこまで続いてんの?

しかも、超絶日差しもつええし…

 

期待していた涼しさもどこへやら。照り付ける太陽と気温と足場に、これからの壮絶な時間を覚悟します。

 

 見晴らしよすぎ

 

 

行くも地獄、戻るも地獄。

てか戻ったとこで何もねーしww

 

とりあえず何の知識もなく来てしまったため、この砂塵がいつまで続くのかもわからず、ただその時のココロの支えは「5キロほど行ったら7合目の山小屋がある」という前情報。

 

とりあえず5キロ。

7合目までは我慢。

まずは生きてたどり着かねば(シロメ)

 

いやー、本気でこの5キロは気がおかしくなりそーなくらいきつかった!正直、なーんも面白くないし、誰かさんの言葉を借りるなら、

 

「なにが楽しいのかひとっつもわかりません!!」

元在校生代表↓

 

image

 

 

ただ、こーなると逆にスイッチが入って、トコトコにさらに磨きがかかるわたし。

 

上を見ると絶望的な気持ちになるので、足元だけを一心に見つめ、ときどき下界を見下ろしつつ、


 

 

 

 

標高3000mを過ぎたところで、

 

 

 

 

ようやくたどり着いた七合目の小屋。

 

 

 

ナニコレ地味に閉まってるしw(がっかり)

 

さらに進むとようやく七合四勺の開いている山小屋にたどり着き(実にここまで山小屋の一つないんですのよ!奥様!)、

 

一瞬立ち止まる誘惑にかられながら、自分の性格上、止まったら終わる、たぶんそこから動けなくなるだろうと、

 

賞味期限の切れたジェルをとりながら、横目で通過しさらに上へ。

 

すると、少しずつ砂利がなくなり、今度は火星のようなガレ場に(行ったことねーけど)

 

 

 

よかったー。少し歩きやすくなった!

 

そうして七合五勺の山小屋もスルーし、八合目をすぎていよいよ奥宮境内へ。

 

 

 

 

ただ、さすがにここまでノンストップで来ると、集中力も切れてきたため、こっそり携帯していたタウリン2000。

 

これな

 

 

 

ぜってー次の八合五勺の山小屋で飲もうと(そんなのありません)

機を逸したら九合目の小屋でもいいと(それもありません)

 

心に秘めてザクザク登っていると(特殊な能力により標高が感じないw)

 

あれー、鳥居が見えてきたよ?

 

 

 

一瞬、ココロが解けるような気持ちになり、

 

だがしかし、あたしゃ、騙されねーぞ、九合目どころか八合五勺も見てないし、あれは、ぜってー山頂詐欺だ!(吉田口には山頂詐欺アリ)

 

とりあえずあそこまで登ったら、タウリン入れようと前のめりで鳥居をくぐり、さらに先の鳥居まで駆け抜けると、

 

あれ?

なんか見たことある「棒」だよ?(´・ω・)

 

 

 

 

え、もしや、ここがいわゆる、「山頂」ってやつなのか?と半信半疑で横に座っている女性に尋ねると、山頂ですよ、という答え(なにそれ)

 

初めて登った吉田口のときも、それがわからず「山頂どこですか?」と尋ねたし、今回も、知らん間にたどり着いていたという。

 

誰か「ゴール」って垂れ幕つけといてくれww

 

そうして無事にてっぺんゲット。

無我夢中の3時間18分。

 

初めて来た御殿場口の頂上は、なんだか地味なところでした(小声)

 

※ちなみにタウリンは山頂で美味しくいただきました(おそいよ)

 

 

 

(下山へつづく)