頑張らない日 | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

よーやくルーティンに慣れてきたのか、最近の母はよい子です。

 

今までほぼほぼズル休みしてたリハビリ。

今では週二回きちんと継続。

 

ケアマネさんからも連絡がきて、いよいよ困っていたのは11月のアタマ。

 

月曜日は足のリハビリをして

金曜日には嚥下の練習

 

それが最近ほぼシュウイチなので、なかなか改善しないんですよ、と言われて、さあさあどうしましょうかと。

 

嫌がる本人を引きずって連れ出すことはできないし

かといって自主性に任せておくとますます引きこもってしまうだろうと

 

そこで、考えた「お休み券」

 

ポストイットに「お休み」と書いて、一枚だけ母に渡し、

 

そんなに毎回行くのが嫌なら、お休み券を一つあげる。

一ヶ月に一回だけお休みしていいよ。

さあ、どこに貼っておく?

 

そう言って母とカレンダーに向き合い、あーだこーだと二人で相談。

 

えー、そんな前半に使ったら、後半しんどくなっちゃうよ?

ホラ、とりあえず今週は天気がよさそうだから、寒くなる後半にとっておけば?

 

真剣にカレンダーとにらめっこする母に、横からテキトーな助言をするわたし笑。

 

不思議なもので、絶対休んじゃダメだと言うと何回でもズル休みするのに、

 

一回休んでいいよというと、それ以外はちゃんと行こうとする母。

 

ああ、そういうもんなのかなあと。

 

頑張り続ける日々の中で、

頑張らなくてもいいよという日を作る。

 

それだけでそこまでは頑張っていける。

頑張らなくていい日のために頑張る日々を重ねられる。

 

じゃあ、この日にしようね、と二人で頑張らない日を決める。

 

ここなら前半4回行って、後半も4回行けばいいもんね。

まあ、うんと寒くて雨の日があったらお休み券使っちゃってもいいからね。

 

そっか、じゃあそうしよう、と、真剣な顔でポストイットをペタリ。

 

これまで何回もズル休みしてたくせに、その一回のお休み券を、なんて大事そうに使うんだろう。

 

今までずっと頑張らせてごめんね。

月に一度はのんびりしよう。

 

もう一枚くらいお休み券が欲しいよーと、言う母のおねだりは残念ながら却下(笑)

 

そのうち、その枚数が必然的に増える日がくるかもしれない。

本当に、頑張りたくても頑張れない、そんな遠い日が。

 

だからそれまでは鬼嫁ならぬ鬼娘。

 

その枚数がなるべく増えないよう、

ずっとこのままでいられるよう、

 

がっつりやっぱり、尻たたくかんね笑