昨日、エコジャーニーランの応援で、久々手書きメモ地図を片手に一人、葛西臨海公園を目指し30キロほど走ったわけですが。
やっぱりすごく楽しくて。
知らない道を進んでいくことが。
自分の足で回れることが。
ここ最近、どこにいくんでも移動手段が基本「走る」ことになっているわたし。(帰りは電車ですが)
先週は、横浜のアウトレットまで(28キロ)
翌日は、渋谷の織田フィールドまで(20キロ)
その翌日は南多摩の温泉まで(28キロ)
電車に乗って遊びにいくとか、もう久しくしてないなーと。
考えると、奥武蔵ジャーニーランの応援で75キロ走っていったことが、「どこでも走っていけるんだなー」と思ったきっかけになったのかも。
殊、運転免許を所持していないわたしには、身一つでどこでも行けることが新鮮なのかなと思ったり。
たぶん、街ランが好きなんだなあ。
知らない街を、知らない景色を、
この足で回り、見るってすごく楽しい。
かの村上春樹さんもどっかのエッセイで言ってました。
「知らない街を散策するには、走るのが一番ちょうどよい」と。
車ではうっかり通り過ぎてしまうし、
歩くだけでは範囲が狭くなりすぎる。
だから走って回るのが、一番ちょうど良いんだと。
そう、車に乗っていたら、見逃してしまう景色や、街の空気も感じられないし、
歩いていたら、時間がかかりすぎ、うっかり日が暮れてしまう。
そんなことを考えながら、ポクポク走っていた昨日。
学生時代に良く行った天王洲アイルを横目に眺め
まだお台場があんな風になってなかった頃を思い出し
レインボーフリッジをわくわくしながら渡り、
まさか夢の島競技場まで走ってくる日があるなどと驚き
いちいち、楽しくて。
いちいち、嬉しくて。
わたしにとって走るってことは、なんだろうって思ったとき、
やっぱりこういう一日が過ごせることが、わたしの走り続けている意味なんだなあと
新しいものを見たり
懐かしい自分に会ったり
そこで美味しいものを食べたり
そこの空気を感じたり
ランナーでよかったな、と改めて思えた、けれど特別なことなどなんもない、いつものようなさもない週末。
それでも昨日も幸せだったなーと。
どーでもいい、いちにちの報告。
そんな11月最後の日。
今日は、雲がきれいでした。