先日は突然の訪問のところ、駆けつけてくれた大濠公園の妖精、ふくちゃん。
こんな素敵なお土産をいただき、
こんな素敵な写真まで。
(400×5本引いてもらってます)
その節は、朝早くからありがとうございます。
こんな素敵なつながりがあると、ブロガーでよかったなあと思えます。
ええ、鬼の坂バカ練習の翌日、平然と鬼のスピ練を強いる、おせんべ教祖の愛もまたしかり。
次はいつどこへ行こうかな。
そんな出会いがあるから、旅はやめられませんね
さて、Goto福岡も最終章。
これを語らずして終われない。
まずは、声を大にして言いましょう。
福岡のパンクオリティ、超絶ハンパないってよ!
①La Brioche(ラ・ブリオッシュ)さん
最初に訪れたのは、大濠公園の脇にあるこちら。
可愛らしい佇まいが、なんともパン欲を刺激します。
それほど広くない店内には、ソフト系を中心とした、少数精鋭のパンが並びます。
スタンダードなものから、オリジナリティに溢れるものまで、実にどの世代にも使い勝手の良いラインナップという印象を受けました。
吟味に吟味を重ねて、まず本日の一食目はこちらをチョイス。
いも栗マロンと洋なしカスタード
これ、いもだけでも、栗だけでも、洋梨だけでも心惹かれるワードのところ、その合わせ技とか反則レベル。
当然、こんなん三口で完食。
惜しむらくはここが一店舗目だったということ。ここで飛ばしすぎると荷物がとんでもないことになるので、泣く泣くこちらは一個で自粛。これ一店だけでもリュックいっぱいにする自信はあったのになー。
②AMAM DACOTAN(アマム ダコタン)さん
二軒目は、La Briocheさんから、西公園なんぞに行かなければかなり近かったこちらのお店。
ここは、福顔に来たなら外すなかれ、とアドバイスされ、前日急遽コースに組み入れたという、ハム子夫人一押しのところ。
無駄な坂練を終え、近くまでいくと、ん?なんだ?あの行列。
まさか、AMAM DACOTANさんに並んでいる?
いやー、都内のどんな有名店でも、ここまでの行列は見たことがなく。ざっと見積もっても軽く1時間近くは並びそうな人数です。
だがしかし、わたしの情熱を舐めんな。
こんだけ並んでいるということは、そんだけスンバラシイ証なのだ。
苦い顔のおせんべさんと、サミーさんを完全無視して、ひたすら食べログで直前リサーチ。
なになに、明太フランスは必食?
ダコタバーガーは神の味がする?
どんどん溢れてくる情報をかき集め、インプットしているうちに、いよいよ我々の入店時間が。
「死ぬほど悩みそうなので、先に入るでゴザル」
と、マックス入店6人のところ、一人空きが出たところですかさずイン。
な、なんだ、この空間は…。
シックなしつらえ、そしてそのBGM。
並ぶ作品の一つ一つをとっても、パンの美術館としか言いようがなく。
いや、上品すぎるとか、豪華すぎるとか、そういうんじゃないんです。
一つ一つが、丁寧に作り込まれ、例えば「あんぱん」一つとっても、そのパン生地から餡へのこだわり、そこになにを加えたらより美味しく食べられるかということが、すべて計算されているような、そういう、「美しさ」というのでしょうか。
なので、いちいち全ての商品、ポップを読み込んでしまうという。これじゃあ、行列になるの納得。入ったら簡単には出られません。
苦渋の選択により、ここでは四つをチョイス。
昼食はこちらのサンドイッチを。
わかります?
この夕食の前菜にもなろうかという具と、それを挟むパンの生地の凝り方ったら。
もう店ごと買い占めたい、そう思わせるお店でした。
③マツパンさん
そんな神店からほど近いマツパンさん。
思いのほかAMAM DACOTANさんで時間を費やしてしまったことと、あまりにそこから近いので、スルーもありですよ、とおせんべさんには言われましたが、そこでああそうですか、とスルーできる冷静さはなく。
当然、寄る、そして、覗く。
いやー、ここも美味しい予感しかしない!
ここは、対面式になっており、カウンターでお姉さんに注文するシステム。
キレイに並べられたパンはハード系が多めで、前二店舗に比べると、ポーションは小さめで食べやすい印象。
ここでは、三つほどお買い上げ。
その一つが、サミーさんがペロリと食した明太フランス。
この大きさながら全く無理なく完食できてしまうのは、やはり美味しさのなせる業でしょう。
対面式のパン屋さんは、マツパンしかり、温かみがあり、どこか安心するそんなお店が多いですね。
④Sailer(サイラー)さん
おせんべさんの鬼坂練後、たどり着いたこちらのお店。
ここへ行きたいと思ったのは、アクセスが少し悪いという点。せっかく走っていくのであれば、できるだけ公共の交通機関では行きにくいとされるお店をチョイスするのがわたし的パン活の基本。(どーでもいい)
そんなわけで、組み込んでもらったこちらは、オーストリアのパンがメイン。同建物にレストランとケーキショップも併設されているお店です。
オーストラリアパンといえば、王道のプリッツェル。
それをおひとつと、ここではせっかくスィーツもあるので、プリンをチョイス。
じっくり店内を見渡したところ、サンドイッチが美味しそうでしたが、
その日の夕飯(もつ鍋)と翌日の昼食(イカ)を思うと、さすがに食べる隙間がないため、ここは泣く泣く諦めました涙。
⑤PainStock(パンストック)さん
福岡でパンを語るとしたら、おそらくここは外せないのかと想像します。
前述のAMAM DACOTANさんや、マツパンさんを紐解くと、「ストックで修行されていた~…」という情報があり、おそらく、ここが関東でいうところの、365日さんやツオップさんに近い存在なのかと思われます(個人の感想です)
ここは、実は中洲川端の支店の外、
翌日に本店にも連れて行っていただき、
何度行っても狂喜乱舞。そのクオリティの高さには感激を超して感動すら。
ここもどちらかというと、ハード系が多く並び、その種類とクオリティの高さにため息をつくばかりでしたが、
その中にもソフト系はきちんと存在感を放っており、クリームパンひとつ、あんぱん一つ、スタンダートなものもすべて、独創的で見事な逸品となっていました。
本店、支店、どちらも15時前後に訪れましたが、それでもパンの種類は豊富で、やっぱり店ごと買い占めたかった笑。
そんなわたしの、パン活@福岡。
超個人的な感想であることは、ご容赦いただきたく。
しかし、福岡のレベルは高い!
本気でこのため住みたいと思ったほど。
実際、今回出会った②AMAM DACOTANさん。ここ、わたしの全国パンランキング一位にのし上がりました。
もちろん、すんばらしいパン屋さんは、全国各地にあります。
盛岡の福田パン、別府友永パン、愛媛のパンメゾンは、殿堂入りですし、都内も多くの有名店をその足で回り食べつくしました。
それでも、この「感動」は今のところ、わたし的№1.
それだけ、わたしの胸を震わせました。
とはいえ、まだまだ日本は広い、行きたいお店、まだ行けてないお店、たくさんあるので、現在の暫定ということで。(誰得情報?)
人もですが、パンとの出会いも素晴らしい。
だから旅はやめられない(冒頭に戻る、笑)
今度はいつどこへ行こうかな♪
全国のパン情報、お待ちしています!
旅レポおしまい
※戦利品。翌日さらに5個追加したことは措く