これならイケるかなという可走量(造語)を大きく上回る雨量でしたが、昨日10キロPRするなどうっかりと公言したため、やさぐれながらもレッツラゴー。
なかなかの雨の中、すっかり雨とともにやる気も流れ、ペースを落とすか距離を落とすか、悩んだ末に前者を選択。(10キロ走るって言ったけどペースは書いてないもんねッ←居直り)
当初の予定は@4.30
終わってみれば@4.45
レース直前。不安しかありません







さて、昨日は久しぶりの本業の研修。
任意で出席するものと異なり、五年に一度義務付けられた「年次研修」と呼ばれるもの。登録14年目を迎えたわたしは3回目の招集です。
ここで学ぶのは実務や法令のことではなく、いわゆる「司法書士倫理」というもの。
これやったら懲戒でっせ
あんなことしたら戒告でっせ
そんなこわい事例のあれこれを学び襟を正すことのほか
こんな行為はマズイっしょ
それは品位に欠けるっしょ
と、いわゆる司法書士たる自覚を促し、喚起させる目的が主。
改めて「司法書士倫理」第三条などを読み直すと
第三条(品位の保持)
司法書士は、常に人格に陶治を図り、教養を高め品位保持に努める。
品位‥‥‥
‥‥‥
‥‥‥
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです





最近では、まあ、こんなことをわたしが言うのは同業の恥を晒すようで恐縮ですが、
業務上、お客様からお預かりした大金を(成年後見業務、遺産承継事務業務、登記印紙代の前受け等であるケース)つい魔が差し横領した、という懲戒事例が、ザンネンながらいくつかあります。
当然、そんな事例も踏まえて今回の研修では「預かり金の保管方法」についても、しっかり学び、再確認したわけですが、
帰り道、信頼する友人(同業)としみじみ語ることには、
『結局は、自分のココロの問題だと』
それは、お金の多寡でなく、物理的な豊かさでなく、自分が幸せであるかどうか。人様のお金(大金)を預かるとき、自分のココロが豊かであれば、横領なんてきっとしない、と。
それも含めて俺ら、しっかりと生活してかなきゃいけないよなぁと。この仕事するからには(もちろんこの仕事だけに限らず)まず自分がちゃんと幸せを感じてないといけないよなぁと。
ありがたいことに、わたしは物理的に豊かとか、そういうことではなく、
走れて
笑えて
ご飯食べられて
家族がいて
仲間がいて
寝るところもあって
小さいけど確かな幸せに囲まれていて、きっとその点は大丈夫。
品位や教養?、人格はともあれ(オイ)、誠実にきっと仕事はしていける。
そんな、五年に一度、司法書士たる自分を省みる研修。学ぶところが多く、久々勉強になる1日でした。
次回はまた5年後に召集。
その頃は開業18年目(怖)
今回もそうでしたが、秋口の週末に行われるのでその日程にはドキドキです。
今年はたまたまレースのない週末でしたが、5年後もうまくそんな週にあたるでしょうか。
そんなことが今から何より心配な自分は、やっぱりとても幸せです笑。