わたしの長野・その1(前々日~清水治療院のこと~) | みやみの『住めばmiyako』

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さて、先日の長野マラソン。

速報、序章にイイネやコメントありがとうございます。

 

その日、レースだった方の感想をおしなべて言うならば、

 

「暑くて死ネタ」

 

その一言に尽きていたように思います。

 

確かに自分自身、その時は暑さに気付かずとも、当日の夜から昨日まで、喉の渇きが止まらなかったことを考えると、身体がカラカラ、軽い脱水にもなっていたのかなと、終わってみて感じます。

 

ただ、今回のヘッポコタイムは、暑さのせいではなく、やはりメンタルがぽっきり折れたのが一番の原因。

 

言うなれば、「どんな状況でもサブ3.5をする実力はなかった」ということで、これまではなんだかんだで納めてきたサブ3.5というものは、もろ刃の剣だったんだな、と、たまたま身体、メンタル、気候などのコンディションが味方してくれたレースが続いただけだったんだな、と、その結果を冷静かつ謙虚に受け止めているこの一両日。

 

そんなわたしの長野マラソン。

 

実は、レースのコンディションつくりは金曜日から始まっておりました。

 

 

 

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その日は、ゴットハンドと言われる新橋の「清水治療院」の初診の日。

 

この「清水治療院」。

 

最初は東京マラソンの練習で股関節を痛めたCちゃんからの強い勧めがあり。

 

「それがね、すごいの、ホントになの」

「なにしてんだかよくわかんないけど」

「痛くもかゆくもない、背中をすーっと撫でられるくらいの処置で」

「で、何かの機械でカシャカシャやって」

「終わるとね、ホントに痛みがなくなってるの」

 

なんのこっちゃとググってみると、出てくるのはCちゃんの説明と同じようなことが書かれているブログばかり。そして「とにかく体の謎の不調や痛みがあったら一度行ってみるべし」「ほとんどの人が1.2回で完治するので」などちょっと怪しいものも(失礼)。

 

そもそも、この治療院、HPもないようで口コミだけで広がっている模様。頼るはそのブログ等のクチコミしかありません。

 

そこで、試に予約の電話をしてみると、その時点で三週間待ちの人気っぷり。なんだ?ホントになのか?

 

とりあえず、最短で予約できると言う4月14日の夕方。ついでに、と予約の電話を横で聞いていた事務員うおちゃんも行くと言うので、二人で仕事もほったらかして新橋へレッツラゴー。

 

新橋の駅前ビルに入っているそこは、とてもこじんまりとした治療院。

 

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中には、三人入ったらいっぱいと思われる待合室があり(完全予約なので問題ないらしい)、てきぱきとした受付のお姉さんから受付票を渡されて、簡単にかきこんでいざ診察。

 

診察室は思ったより広くて、優しそうな60~65歳くらい?の初老の先生が。

 

最初に問診があり、簡単に「臀部の奥深いところがじんじんいてぇ」「走ると左腰もいてぇ」「ついでにくるぶしあたりもいてぇ」とつらつらと述べると、では、ベットに腰かけてください、と。

 

で、かっけみたいな検査をしたり、背中の筋肉を確かめられたり、その後、

 

仰向けに寝てください、

うつ伏せになってください、

右を上にして寝てください、

左を上にして寝てください、

 

とまあ、色々な格好で各部の筋力を調べられ、その後、ゆっくりとわたしの症状の説明が。

 

「あなたは、中臀筋の筋力が他に比べて著しく衰えている」

「そこが体を支える部分なので、由々しき問題」

「ここが弱いと、上半身が支えきれず痛みが色々出てくる」

「ちょっと、首のしたの骨もバランス悪いですね」

「まず背骨をまっすぐにしましょう」

 

みたいなことを言われ(あいまい)、謎の機械の上に立たされ、カシャカシャとされること、数分。

 

で、おしまい。

 

すると、さっきまで力が入らなかった、脚を開く動作(中臀筋を使う動作?)が楽にできるように。

 

え、これでもう大丈夫なの??

 

「あなたの場合、全然問題ないからもうこなくていいです」

「3日~1週間たてば、身体が楽に動かせることが実感できます」

「疲れにくくなるし、マラソンも楽に走れるようになるでしょう」

 

え、おしまい?

 

「はい。またどこか痛くなったらいらっしゃい」

 

キツネにつままれた気分で診察室を後にして、今度はうおちゃんの番。

 

同じような処置をされ、うおちゃんも「もう来なくていい」と太鼓判が。

 

そのうおちゃんは、もともと股関節がとても悪く、また、週に2.3回接骨院に通っているというわりと重症の腰痛持ち。

 

それが一回でいいってホント?

何度接骨院に通っても全然良くならないのに。

 

と、やはり疑心暗鬼のうおちゃんと、その日は帰路につき、互いに様子をみることに。

 

そして、わたしは、処置後の長野マラソンに過大多大なる期待をかけて、翌日長野入りしたのでした。

 

(つづく)

 

※ちなみに、気になるその後ですが、うおちゃんは、「」と一言称しました。股関節の痛みが一切なくなり、信じられないくらい回復したと。どんなところに通っても全く治らなかったのに、と絶大な信頼を置いておりました。ちなみに、この「清水治療院」初診料2000円+診察代4000円(おそらく一律)。所用時間15分程度。