今般は、ご心配および温かいお言葉、激励、出ろ出ろ祈祷、本当にありがとうございます。なにも応えられない死人のような状態のわたしを、絶えず励まし続けて下さったお気持ちに感謝の念が絶えません。(アンナちゃん、決済代行ホントにありがとう!)
先に現況を申し上げますと、痛みのピークはすでに過ぎ、右脇腹に鈍い差し込み、背中の重みを残すのみで、今朝よりようやく無理なく体を起こせるようになり、あれ以来初めて腰を曲げずに歩けるようになりました。
ここはもう、思いは(イシは?)勢いの強い方に流れる。排石されたと信じて徐々に立て直していこうと思います。
そんなわたしのちいさな闘い(4ミリvs.尿管)。
ホントにね。
しぬかと思ったのよ、マジでね。
それは月曜日のことでした。
千葉マリンを走り終え、足の調子を診てもらおうかと、夕方いつものスポーツマッサージに行き、脚の付け根の当たりをぐりぐりしてもらっていると
う。なんか、腹がいてぇ・・・

その時、思い浮かんだのはお昼に食べた「たらこ昆布」。
あー、あれ、なんかやっばい気したんだよなー
ま、いっかで食べちゃったけど(オイ)
やっぱあれ、マズかったかなー
気もそぞろでマッサージを終了し、ベットから起きるときには、もうすでにかなりの腹痛が。
なにこれ、おそるべし、たらこ昆布

ヨタヨタと身支度をし、マッサージ屋さんを後にして、駅まで辿りつきとりあえずトイレへ。
なにこれ、いってぇけど、全然出ねー
(なにが?)

そのまま川崎まで戻るも、真っ直ぐに歩けないほどの痛み。それでも腸炎と疑わないわたしは、しつこくもまた駅ビルのトイレへ立てこもり。
うー、いたいー
出ろーたらこ昆布―
今考えると、あまりの痛みで吐き気までしてたんですね。気持ち悪いし腹も痛いのに、出るもん出ない。もう、どうしていいかわからない。
そんな涙目の中、「あ、携帯、事務所に忘れた
」(絶望)

自宅は駅から徒歩5分のため、一回家に帰って落ち着いてから取りに行こうかとも考えましたが、いやいやこのまま取りに行ってしまう方がいいと判断(これが良かった、たぶん自宅に帰ってたら倒れ込んで誰にも助けを求められなかった
ぞわっ)

いてーいてーいてー
くそーたらこ昆布ー
ヨタヨタで事務所に辿りつき、事務所にあった胃腸薬を流し込み、しばらくソファで横になるも全く回復せず。相変わらずトイレに立てこもっても吐き気しかなく(この時点で胃腸薬は全部吐いた)。
仕方ねぇ、帰るか

同じように、たらこ昆布を呪いながら(たらこ昆布とばっちり)、ヨタヨタと来た道を戻り、家に着くなり、そこでブラックアウト。(推定20時)
着替えもできず、ベットに倒れ込むとそのまま身動き一つできず。
っっいってーーーーーー
んだよこれーーーーーー
どんなハライタだよーー
冷静になれば、そんな状態、着替えもできず手も洗えずLINEの返信すらできない状態(その時はかっきぃさんからもらったLINEの返信と翌日の事務員さんへの指示メールでアタマいっぱい)が、単なるOPPでないことくらいわかりそうなものですが、そのときのわたしはたらこ昆布のことしかアタマになく(まだ言ってる)。
とにかく黙っていられない。いってぇーと悶えても誰が来るわけではないのに叫ばずにいられない。どんな格好してもダメ。気が遠くなってもあいにく意識はあるので絶え間なく押し寄せる激痛。
そんな七転八倒の夜を過ごし、いい加減おかしかろーと(おそいよ)、夜が明けたところで実家に連絡、同居している義兄の車で病院へ。
すぐにベットに運ばれ、点滴を受けていると、ドクターが来て、腹をぐいぐい。イテテテテ。
「んー、盲腸か大腸なんちゃらですかねえ」
は、はあ(涙目)
「とりあえず、入院してもらって」
にゅういん?
「そう、どっちにしても入院。手続きしてね」
に、にゅういん?
ちょっと、全然心構えとかないんですけど
パンツもきったねぇよ?(大事)

言われるがままに、採血、CT、心電図、レントゲンのフルコースをこなし、一息ついて横になっていると、検査の結果が出たということで診察室へ。
「んーー、尿管結石ですね」
・・・え?
「尿管結石。聞いたことあるでしょ、これ、石」
イシ?

「ほらね、たくさんあるの、で、今回はね、これがね、詰まってるから痛いの」
イシ?

「とりあえず、ここ、泌尿器科ないから。紹介状書くから、今から行ってね」
・・・イシ・・・

「あと、大腸もね、気になるとこが、なんちゃらかんちゃら・・・」
・・・・・・イシ・・・・・・

そうこうして、別の病院へ回され「うん、尿管結石」との太鼓判をいただきました(悲報)
なんでも、お水いっぱい飲んで自然に出す方法とレーザーで砕く方法てのがあるようで、比較的小さい(五ミリ以下)ものは前者らしく、わたしも今回はその「自然排石」と呼ばれる方で治療することに。
てか、これ、本当に「自然」なだけに、お医者さん行っても痛いのは変わらず、ただ痛み止めで抑えるだけで、時間が解決するのを待つと言うなんとも原始的な方法。
ど、どのくらいかかるものなんですか?

「人によるからねえ」
に、二週間とか・・・(別大)

「そういう人もいるしねぇ」
め、めやすとか・・・(別大別大)

「んー、なんともいえないねえ」
(別大別大別大)

「とりあえずお水たくさん飲んで」
はいっ。飲みますっっ

「たくさん出して」
はいっ。たくさん出しますっっ

「とりあえず薬は二週間分出しとくからね」
・・・・(絶望)

とりあえず、その日から寝たきり老人の日々。まずもって起き上がるのに一苦労、水飲むのに一苦労、トイレだってヨタヨタと辿りつきそれこそオマルでもいいんじゃねーかとか、尊厳との闘いですわ(アイドルアイドル)
いや、この数日はそれこそ弱気にもなりました。
もう二度と走れないんじゃないかとか
いや、どうやって普通に歩いてたのかとか
痛みのない毎日ってどんなだったっけなどと
もうね、ベツダイなんか遠い遠い此方で。
けど、サミーさんのブログに届くコメント一つ一つ(全て拝読しました。ありがとうございます)
ようやく上げたFBの投稿へのメッセージ一つ一つ(ありがとうございます。返信できずにすみません)
直接のメールしかり、ラインしかり(サミーさんへ送っていただいた分も拝読してます。ありがとうございます)
きっとそっとすることが一番だと知って見守ってくれてる友人の気持ち(本当にありがとう)
そんな全部をいただき、そして、届いた招待状。
「あたし、マケナイ」
実際、現在、石が出たんだかどーかよくわからず。しつこく痛む脇腹に、未だ走れもせず、これがいつまで続くんだか、痛みは消えても走れる体力か、今は不安しかありません。
が、
走るしかないから。
それ以外、今は考えていないから。
絶対にトリプルMでタオルキャピするんだ。
長女とも笑顔でエール受けるんだ。
ふわふわさんは排石祈願で大阪走るって言ってくれた。
けんぢぃさんも大丈夫全員そこに立てるって
そらちゃんも丸亀死ぬ気で走るって
だからあたし走るんだ。
もう一週間しかない
けどまだ一週間ある。
痛む脇腹。落ちた体力。
不安と焦り。失望、悲観。
それでもあたしはあたしを諦めない。
ゆっくりですが、立て直していきたいと思います。
わたしは大丈夫です。
きっと間に合う。
サミーさんの言葉を借りるなら
I’ll be back
そして、明日のレース。大阪国際、勝田、館山、新宿シティ、東京30k、その他闘う全てのランナーさんに心からのエールを。
ファイト!