そんなわけで、みたけ山トレイルランの後半です。
9時半、滝本駅を出発し、まずはケーブルの上の御嶽駅を目指します。
今回のコースと高低表はこんな感じ。
最初に一気に上まで駆け上り、あとは、登ったり下ったり。そして、最初のここ、ケーブルの下から上を、走って登るか登らないかで、ほぼタイムと順位が決まってしまうらしく。トップはここを10分ほどで駆け上がってしまうと言うからスゴイですね。
とりあえずわたしは、今回は完走が目標だったため、後方からのんびり上を目指します。
とろとろ
ざくざく
とろとろ
ざくざく
うーーーん。進まん・・・・
案外、上るための足は強いので、途中からシビれを切らして、抜いたり走ったりを繰り返し、それでもケーブルの頂上までは、40分もかかりました。
そして、上まで行くと、今度は落ち葉のふかふかな気持ちの良いコースで、大塚山を目指します。
(以下、画像お借りしてます)
ここでも、上りだけは強いため、ガンガン抜かすも、下りでガンガン抜かされて・・・との繰り返しで、そのままコースは集落へ。
一応コンクリの舗装された道ですが、ここも、ハンパなくキツイ激坂に苦しみます。
集落を抜けると、ロックガーデンまでは、ほぼ下り。ほどよい傾斜の山道を気持ちよく走り抜ける爽快感。これぞ、トレイルの醍醐味という疾走感を味わいつつ、
ロックガーデンに到着。
去年の夏も訪れたのですが、ここは本当に沢がきれいです。石の上を滑らないように気を付けながら、ここを抜けると、10キロ関門。
そう、四年前、わたしがかかった投網です![]()
10キロ1時間半制限なのですが、今回は1時間16分で通過。って、案外余裕ないですね。わりと真剣に走ってきてこのタイムなので、本当にどこまでも気の抜けない大会です。
ここから、鍋割山を登って、奥の院へ。
このへんで、上りの強いわたしはまたザクザクと抜かします。
そして、「追い越し禁止」の下り坂へ。ここ、本気で泣けるほどひどい急斜面。
↓これはまだ開けてきたところ。本気で「追い越し禁止」のところ、追い越せるスペースすらない、激坂です。
そこをひーひー言いながら降り、(本気でひーひー言っていたので、前後の人が笑い出してましたw)
最後1.2キロはふかふかのフラット。ここでロード並みのラストスパート
最後の階段を上るとき、沿道いた方が「2時間切れるよ!」と。
「うそだ、ホント?」と聞き返すと、「う、うん、走って行ったらw」と付け加えるので、
ええ、走りましたよ、ラストのこの階段。
これは、みたけトレイルの名物にもなっている300段ちかい階段で、そこをのぼったところにゴールがあります。
くそータイムは二の次だったけど、サブ2とか言われたら走るしかねーじゃねーか。
くそー、ここは、
アゲテイクワヨ!
ほぼ歩いているランナーさんたちを横目に、最後の力を振り絞り、ええ、走りましたよ。最後なんてお行儀悪く二段ぬかしですわよ。
ヒィコラも限界、ここまでだ、と思ったところに栄光のゴール。
無事に、フィニッシュ致しました![]()
ここは、完走証や記録証がないため、その時は自認記録でしたが、安心してください、ちゃんと2時間切れてました(ちょーギリギリ
)順位も女子完走者113人中34位。普通過ぎてネタにもなりませんw
そして、そのまま、指定の宿坊でお風呂をいただき、ラン仲間の宴会に参加。
みなさん、毎年これを年内最後のレースにし、そのまま忘年会という方々で、毎年宿坊をしっかり予約してあるとか。わたしもお仲間に入れていただき、みたけのご馳走に舌鼓。
ここの皆さんは、基本ウルトラとトレイル専門にしている方々で、富士登山のてっぺんを普通に2回とってる女性や、ハセツネを12時間で完走している女の子や、UTMFは当然として、UTMB(モンブラン)まで行ってると言うツワモノまで。他、川の道だの、おんたけトレイルだの、なんだかロードでたった100キロまでしか走らない私がとてもノーマルに感じましたw
そんなこんなで四年越しで無事にリベンジできたみたけ山トレイル。
ベテランの方もおっしゃってましたが、「この短い15キロに、これだけバラエティに富んだコースがあるトレイルもない」という、まさに小粒でもビりりと辛い山椒のような大会です。
お風呂もついてて、完走Tシャツも割と素敵で、宿坊に前日泊まれればなお、みたけを満喫できること請け合い。
興味のある方、来年は是非みたけ山トレイルへ♪(回し者じゃないよw)
というところで、2015カウントダウンシリーズ第一弾無事に終了。
年末までまだまだ走ります。
【みたけぐびぐび仲間。また来年もよろしくお願いいたします🎵】









