そして前日、スカッシュの大会で、6試合もこなしてからの「さいたまシティハーフマラソン」。DNSすることも寝坊することも、どこかの弁護士先生のように気付いたら降りるべき駅を4駅も通り越し「蓮田」とかいう駅まで寝過ごすこともなく、我ながら元気だなあ、と感心しながら、昨日の日曜日、無事出走してまいりました。
この「さいたまシティハーフマラソン」。今年で2回目の出走なのですが、私的に何一つストレスのない、毎年リピートしてもいいなと思う数少ない大会の一つです。
まずアクセス。最寄駅から徒歩1分の「さいたまアリーナ」がメイン会場。この最寄駅の「さいたま新都心」が我が家のある川崎駅から電車で一本で行けるのも、大変私的にはポイントが高く。
そして、このメイン会場。さすがアリーナ、ここに全てがそろっています。快適な更衣室、雨でも無問題のスタートまでの待機場所、荷物置き場もスタンドをそのまま使用するため、荷物預けなどの時間ロスもなく、(あ、貴重品を預けた方は帰りひどく並んでいましたね。あたしは基本的に預けるほどの金品を持ち歩かないのでこのへんはノンストレス)、トイレも直前までガラガラ。本当に、ランネットの報告レポで酷評されるようなポイントがまずもってありません。
そしてこれほど快適な大会だというのに、全然エントリー合戦とかにならないのも良いですね。逆に何故みんなこれにエントリーしないのか不思議(・ω・)
という快適な環境の中、着替えたり、トイレにいったり、のんびりとスタート地点へ。この日は、日差しも暖かく、私的には絶好のラン日和。
なので。
今ズシーズン最後のハーフマラソンということもあり(5月に軽井沢ハーフを入れてますがこれはファンラン予定)、ならば狙ってみましょう、と。最近あたし調子いいし、サブ3.5とかやっちゃったしもしかしてあたし、95分とか切れちゃうんじゃないのー♪と、思いきし捕らぬタヌキのなんちゃらで、すっかり気分は「入賞者」。カテゴリー別なら行けるかも♪
そんな野望を抱きつつ、8時半、思いきしゲタ履かせた申告タイムのおかげで(いいんです、申告タイムは目標タイム。その時そこに立つわたしは、すでに目標タイムをクリアできる自分であるのです)憧れのBブロックスタートからスタート。確かにここは、みなさん大変速いので、いつものドド詰まりもなくスムーズな流れ。
よっしゃ、こりゃ走りやすいぞ。いけいけ、あたし。いけいけ、ターサー(我が名シューズ)。
と、調子に乗ってスピードを出すと、
「イテテテテ」。
そう、忘れてました。あたし、実は静岡マラソンからずーっと足首を少し痛めてたんです。まあ、そんなことを理由や言い訳にしたくないので、ただ事実して書きますが、そう、練習でも最初の数キロ、いつも痛いんですわ。それをだましだまし走っていると、なんとなーく治ったような、ただ痛みに慣れただけのような、よくわからないけど走れてしまうので(認めたくないので腫れてることも言いたくない)、いつも一人で20kとか30kとか走っちゃうんですが、痛いの、最初。だから、いてーいてー言いながら昨日も走ってたんですが、多分、これいい加減ちゃんと完治しないといけないよな、このハーフ終わったら少し練習自粛するか、
などど、
ぐたぐた考えていると、ふわぁ~っと横から、蓮田まで寝過ごしたうっかりもののI先生がにこやかにわたしを抜き去り、そのまま遥か彼方へ走っていくではありませんか。
なにアイツーーーっっ。
月間走行距離あたしの半分以下のくせにっっっヾ(。`Д´。)ノムキーッッ
とはいえ、ここは実力の差、全く追いつける気配も気力もなく、この時点で完敗。もういいや、あたしはあたしで目標をクリアしてやるもんねっ
そこから10kすぎあたりまでは、何とかキロ4分30秒台をキープするものの、折り返しからかなり失速。もうね、脚が上がらないの。もう、ここは言い訳しちゃう。だって、あたし6試合もしているんだもの。・°・(ノД`)・°・シクシク
まあ、それはいい訳でもなんでもなくて、そんなスケジュールを立ててる時点で自己責任。結果はそのアホな脳みそ含め実力以外ナニモノでもないので、とにかく「もうぜってー、連日でこんなスケジュール立てるもんか」と反省するにとどめておいて、とにかくその時、自分でできる限りをもって走るしかないんだと、
ええ、走りましたよ。ガチのハーフって、何気にフルより絶対ツライ。1分1秒が大きすぎて、大事すぎて、あんな陽気の中、もう一度も給水も取らず走り切っちゃいましたよ。
途中でオッサンが「女子で35位!」とかいうのを遠くに耳にし、できれば「40代オーバーみたいな人のうち××位!」とか言ってくれたらいいのにナー、けどそれは主観的要素がはいるからだめカナー、そっか、あたしも40代に見られないかもしれないしナー 、などと、くだんないこと考えながら、最後の魔の高架をくぐり、ラスト2k。このコース、本当に心を折らせます。
もう、言われるがままのコースを進み、アリーナの周りをぐるぐる回り(これが精神的にキツイ)、ようやく見えてきたゴール。
見えた電光掲示板に「いかーん」の一言。
もうすでに1時間38分を差しているがな。
ロスタイムを考慮しても、まったく95分に届いてないがな。
めーーーっちゃ、走って頑張って、こんだけガチでやっても、95分て遠いなぁぁぁぁぁというのが、素直な感想。おかしいなー、フル3時間27分で走れれば、逆算して95分で走れるはずなのに。(-_-メブツブツ・・・
最近、調子に乗ってただけに、自己ベストが出ないときのつまらなさったらないですね。とろとろと完走証を取りに行き、I先生にクダを巻き、(I先生は90分+数秒。見事な激走。もう一度言います。なんであたしより走ってないのに速いんだーっっっヾ(。`Д´。)ノチクソー)、もうどうしたもんかとゆるゆると反省。
あたし、今回は一度も給水も取らず、トイレにもいかず、気も抜かず、わりとガチが頑張ったんだけどなー。
たしかに、自己ベストの1時間36分32秒て、ハーフの距離ちゃんとあったか疑惑が強いので、それを除けばベストっちゃベストなんだけど、目標タイムまで2分以上まだあるとしたら、いったいあたしどんな練習をすればいいの?
とりあえず次はもう前日にスカツシュの試合はしない。
スカッシュの試合をしたら次の日走らない。
もちろん、今回はそんなアホな自分に負けたけどもうあたし、絶対負けない
そしたら、軽井沢で目指してみましょうか、自己ベスト。ファンランのつもりでしたが、今シーズン最後だし、あと2か月あるし頑張るか。くそー、あと二ヶ月も頑張るのか~~。(´□`。)
まあ、足首も完治させて、スケジュールの管理もして、臨んでみましょう、軽井沢。
気を取り直して、いつもの乾杯。五臓六腑に沁み渡るね。
さて、シーズン最後にしたかったガチハーフ。もう一度だけお付き合いください。そして、フルは来月の長野でおしまい。これもちょっと頑張ります。
どこまで行ったらランナーは自分を納得させることができるのか。そんな日はくるのかなあ。
【さいたまシティの参加賞。このドラゴンみたいのなあに?】