寝る前からわかっていたけど、目が覚めたら本当に雪景色だった。
20年ぶりの大雪、と言うけれど、では果たして23歳だった頃の自分を思い出しても、そんな雪降ったかいなー、という曖昧な記憶。去年の成人の日は覚えているけどね。そうそう、あたし仙台にいた、だから雪が降っているのかと自慢気にFBあげたら首都圏も大変だったという、あの日。そういえば交通機関が死んでいたな。今日は大丈夫なのかな。
昨夜から今日は一日降ることがわかっていて、だから当然、今日は走れないことがわかっていて、そうなると他にすることがないわたしは必然ヒマを持て余す…ことがわかっていたので、昨夜は珍しく夜更かしなんぞしてみよう、と、夜中の12時過ぎから、ごそごそアイスを作り始めた。
ア、イ、ス⁇
何だそりゃ。うん、何だそれ。こんな夜更けに一人で急にアイスを作り出すのという不気味な行為にはちと理由があり、たいした理由でもないので、とりあえず、
ピーナツを砕き、

オレオを砕き、

生クリームとイチゴジャムをいれて

混ぜ混ぜして固めたら

何ということでしょう。

アイスになっておりました。て、レシピ通りなので当たり前。(あまり美味しそうに見えないけど超絶ウマし)
本来なら、このアイス、今日の午後にでもホットケーキを焼いて、その上に乗せて食べるつもりが、起きたらこんな時間になっていたので断念。この続きはまた後日。
しかし、走らんとこんな甘いものばかりを食し、今からうだるくらいお風呂に浸かりつつ本を読もうとする、この怠惰で甘い至福の時間。
いつもなら、きっと20キロは走ってた。
いや、おそらく今日なら30キロは行っていた。
そんな回遊魚のような生活を無理くりにでも押しとどめてくれた恵みの雪。人間らしい一日に実は心の中で感謝しつつ、
それもこれも『ぜんぶ雪のせいだ』。うん、そう、こんな一日は仕方ないの。ぜんぶ雪のせいだ。
